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偉大なるアンバーソン家の人々

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偉大なるアンバーソン家の人々

映画界の天才的革命児であるO・ウェルズ監督が、衝撃的映画監督デビュー作「市民ケーン」に続いて発表した、B・ターキントンの小説に基づく、芸術的人間ドラマの秀作。

19世紀後半~20世紀初頭の米国中部の田舎町を舞台に、名家アンバーソン家が次第に没落していくさまを、当時の町の雰囲気や人々の風習を愛惜を込めて再現しながら優雅に描写。「荒野の決闘」のT・ホルトが主演するとともにウェルズ自身はナレーター役で自慢の声を存分に披露。オリジナル版は131分だったが、不評と見るや製作会社RKOは監督の意向を無視して作品を改変。短縮だけでなく再編集もし、さらにラストは助監督が新たに撮り直した。以後、ウェルズは“呪われた”映画作家としていばらの道をたどる。

偉大なるアンバーソン家の人々

映画界の天才的革命児であるO・ウェルズ監督が、衝撃的映画監督デビュー作「市民ケーン」に続いて発表した、B・ターキントンの小説に基づく、芸術的人間ドラマの秀作。

19世紀末、米国中部の名家アンバーソン家の嫡子である男性ジョージは、わがままな性格のままに青年へと成長した。そんなある日、かつて彼の母親イザベルと恋仲だったユージーンが実業家として成功を収めて帰郷する。今やともに連れ合いを亡くしている彼とイザベルは旧交を温め合うようになるが、ジョージは2人の再婚を頑強に拒否する。その一方でジョージは、ユージーンのひとり娘であるルーシーに強く心を惹かれていくが……。

作品データ

  • 原題/The Magnificent Ambersons
  • 制作年/1942
  • 制作国/アメリカ
  • 内容時間(字幕版)/89分
  • ジャンル/ドラマ

受賞歴

  • 第8回(1942)ニューヨーク映画批評家協会賞主演女優賞「アグネス・ムーアヘッド」

出演

役名 役者名 役割
ジョージ・アンバーソン ティム・ホルト 出演
ユージーン・モーガン ジョゼフ・コットン 出演
イザベル・アンバーソン・ミネファー ドロレス・コステロ 出演
ファニー・ミネファー アグネス・ムーアヘッド 出演
ルーシー・モーガン アン・バクスター 出演
オーソン・ウェルズ ナレーション

スタッフ

  • 監督
    オーソン・ウェルズ
  • 製作
    オーソン・ウェルズ
  • 脚本
    オーソン・ウェルズ
  • 撮影
    スタンリー・コルテス
  • 音楽
    バーナード・ハーマン
  • 編集
    ロバート・ワイズ

ユーザーレビュー

現在、2件のレビューが登録されています。

  • もったいない

    • ★★★☆☆
    • ウォルシュ
    • 2016/04/23 15:38

    光と影の映像美、ローアングル(少し見上げる感じ)の構図など、監督2作目とは思えない完成度の高さ…と言いたいところだが、本当に残念。 「短縮だけでなく再編集され、 続きを読む

  • オーソン・ウェルズの寛大さ

    • ★★★★☆
    • hero come on
    • 2016/04/22 14:34

    …オーソン・ウェルズの監督作品は、『黒い罠(1958)』ぐらいしか観たことがないので観てみる。
      …デビュー作『市民ケーン』に続いての今から74年前の194
    続きを読む

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