映画

地獄への逆襲

開拓時代の西部に実在した犯罪者ジェシー・ジェームズの半生を再現した西部劇大作「地獄への道」の続編で、新たに主人公はジェシーの兄フランクに。監督は鬼才Ｆ・ラング。

在ドイツ時代に「メトロポリス」「M」などの傑作を放ち、ハリウッドに渡った後も「復讐は俺に任せろ」など、犯罪劇・西部劇を中心に活躍。映画ファンには忘れがたい鬼才であるラング監督による本格ウエスタン映画が本作だ。ジェシーがフォード兄弟に殺された前作の結末を受け、この続編ではジェシーの兄フランクによる復讐アクションが展開。主演は前作に同じ役で準主演していた名優H・フォンダ。一撃必殺のガンファイトに、ラングが男くささとダークなトーンを加えた。人気女優G・ティアニーのデビュー作でもある。