映画

パリは燃えているか

第２次世界大戦中のヨーロッパ戦線、その勝敗の分かれ目は“パリを取れるか”にすべてが懸かっていた……。米仏を代表する一流映画人が集結した、戦争スペクタクル超大作。

第2次世界大戦中の1944年、連合軍によって劇的な“パリ解放”が行なわれるまでを、市民（レジスタンス）たちの勇気ある行動ぶりと合わせて描いた、見どころ豊富な一本。監督は「禁じられた遊び」の名匠R・クレマン。いちばんの話題はキャストで、フランスからJ＝P・ベルモンドやA・ドロンら、米国からG・フォード、K・ダグラス、O・ウェルズらと、2つの国から大スターたちが集まった。脚本家のひとりは、後に「ゴッドファーザー」シリーズを監督するF・F・コッポラ。