映画

ジャスティス(1979)

米国を代表する名優Ａ・パチーノが堕落した法曹界で真の正義を問う弁護士役を熱演。監督は「夜の大捜査線」の名匠Ｎ・ジュイソン。脚本家のひとりはＢ・レヴィンソン監督。

後の「セント・オブ・ウーマン　夢の香り」で念願のアカデミー主演男優賞に輝く名優パチーノが、同賞で4度目の主演男優賞ノミネートを受けた映画ファン必見編。パチーノ演じる主人公は、不正が渦巻く法曹界でストレスをためていく熱血弁護士。ついにクライマックスではその不満を爆発させていくが……。法廷ドラマの根幹を揺さぶるといっていい終盤に、観客は興奮間違いなし。脚本家のひとりは、後に「レインマン」を監督するレヴィンソン。監督はほかにも「屋根の上のバイオリン弾き」で知られる名匠ジュイソン。