アカデミー賞投票/Voting for the Academy Awards

↑投票の過程 プライスウォーターハウス・クーパーズのマネージャーやスタッフたちが候補選出用紙郵送の準備をしている様子。
毎年11月になると、少なくともハリウッドでは、4年ごとの大統領選挙に優るとも劣らない情熱をかけて、選出キャンペーンが繰り広げられます。
それが、アカデミー賞ノミネートをかけたレースの始まり。
アカデミー会員の中には、映画界で最も才能があり熟練したアーティストたちがいます。だからこそ、アカデミー賞が卓越した功績の象徴なのです。
アカデミーは姑息な手段や贈り物を禁止しているので、ノミネートをかけたレースは主に映画スタジオやインディ系配給会社、広報担当者らが、約6千人の投票権のある映画芸術科学アカデミー会員が自社の映画を見てくれるための努力にかかっています。そのため、アカデミー会員のための特別上映会が催されたり、無料チケットの配布、DVDの郵送などが行われます。
アカデミーはこれらのキャンペーンに目を光らせ、郵送するものに制限を設けたり、会員が映画の芸術的・技術的功績を知るための努力を援助しています。
ノミネートの過程
候補選出用紙は12月末に現アカデミー会員に郵送され、1月中に国際的監査会社プライスウォーターハウス・クーパーズ社に送り返されます。
一般の賞は25部門に分かれて映画における卓越した業績に対して贈られます。各会員はそれぞれの所属する部門内で候補を選出します。俳優が俳優の候補者を選び、編集者が編集賞候補を選ぶ、というように。例外は長編アニメーションと外国語映画部門で、この2部門は様々な部門の会員からなる委員会によって候補作品が選出されます。
投票権のある会員は全て、作品賞候補作選出の投票ができます。
候補選出のための投票結果は、1月の第3週にビバリーヒルズにあるアカデミーのサミュエル・コールドウィンシアターで太平洋時間午前5時30分に発表されます。
最終投票の過程
最終投票用紙は1月末に投票権のある会員に郵送され、最終集計のためオスカー・サンデーの前の火曜日までにプライスウォーターハウス・クーパーズ社に返送されます。
アカデミーの現会員は全て、全部門の受賞者に投票することができます。ただし短編アニメーション、短編実写映画、長編ドキュメンタリー、短編ドキュメンタリー、外国語映画の5部門に関しては、その部門の候補作をすべて見ていなければ投票はできません。
最後の集計が終わると、アカデミー賞授賞式であの有名な封筒が開かれるまで、その結果を知っているのはプライスウォーターハウス・クーパーズ社の2人の幹部社員だけです。


