TOPページ    アーティスト

アーティスト

エロル・ガーナー ライブ・イン・ベルギー '63 & スウェーデン '64

独創的な演奏スタイルで知られたジャズピアニスト、エロル・ガーナーの伝説的なピアノ・トリオ演奏!
  バイオグラフィー

[WOWOWライブ] 再放送 10月14日(金) 午前7:30

収録場所/ベルギー 、スウェーデン

ディスコグラフィー

 

 最もポピュラーなジャズ・ミュージシャンと言われたピアノのスタイリスト、エロル・ガーナー。そんな呼び声にも関わらず、決して楽譜を読むことを学ばなかったことでも知られる異色のピアニストだ。
 楽譜に頼らないこと、そして左利きであることが、自身をその独創的な演奏スタイルに向かわせたのだった。彼の生まれながらにしての感性が自由にその両手に伝えられ、独特のリズム、美しく華やかなメロディーを生み出していった。
 同じ曲でも聴く都度に新鮮な響きをもたらし、知られた曲も瞬時に魔法のごとく彼の色に染まる。そんな彼が1954年に生み出した曲、「ミスティ」は、誰もが一度は耳にしたことのあるジャズの名曲中の名曲となった。
 番組でお送りする、1963年のベルギー、そして1964年のスウェーデンで収録されたライブ・パフォーマンスは、ドラムスのケリー・マーティン、ベースのエディ・カルホーンを従えた彼の伝説的なトリオ演奏で、ガーナーの独特の華やかな世界感を存分に披露し、聴衆の耳目をそのステージへと惹きつける。また、そのユニークな演奏スタイルを伝えるべく、カメラアングルも、鍵盤を踊る彼の両手の指運や、演奏中も殆ど鍵盤を見ることもなく聴衆の顔色を眺めるなど楽しげに演奏するその表情を、的確に捉えている。
 演奏中の人なつっこいユーモラスな笑顔は、見事な手さばきと共に必見である。芸術性と娯楽が見事に融合し、独特のスイング感を生み出すエロル・ガーナーのピアノ・トリオ演奏で、優雅なひと時を是非味わっていただきたい。

 

  ディスコグラフィー

1

2

3

4

5

1.「Erroll Garner on Dial - The Complete Sessions by Erroll Garner 」(1946-48年録音)
2.「ペントハウス・セレナーデ」(1945-49年録音)
3.「ミスティ」(1954年録音他)
4.「コンサート・バイ・ザ・シー」(1955年録音)

*ピーターさんの今月のお勧め
【推薦CD】byピーター・バラカン
5.「ラヴズ・ザ・ビートルズ」(2011年4月発売)
 リサ・ローレン


  BACK

TOP