父子のキズナが染みる!
さりげない親子愛が妙味
ジョン・ウェインふんする主人公の騎兵隊長は、士官学校を落第した息子を新兵として迎えることになる。落ちこぼれの息子に落胆しているものの、息子は息子で気骨があり、隊長の子息として扱ってほしくないとキッパリ宣言。父をバカにした兵士と殴り合いを演じる姿も頼もしい。一方の父親も責任者として毅然(きぜん)とした態度をとりつつ、息子のケガの具合を知ろうとこっそり医務室をのぞき見る。父と子のキズナを感じさせるさりげない描写が妙味。
男のキズナ!西部劇ドラマがスゴイ!自分しか信じないアウトローな西部劇ヒーローも魅力的ではあるが、感動的なのはやっぱり他人とのキズナを描いたドラマ。親子、ライバル、恋人などのコミュニケーションが存在するのは西部劇も例外ではない。熱いキズナに注目せよ!
ジョン・ウェインふんする主人公の騎兵隊長は、士官学校を落第した息子を新兵として迎えることになる。落ちこぼれの息子に落胆しているものの、息子は息子で気骨があり、隊長の子息として扱ってほしくないとキッパリ宣言。父をバカにした兵士と殴り合いを演じる姿も頼もしい。一方の父親も責任者として毅然(きぜん)とした態度をとりつつ、息子のケガの具合を知ろうとこっそり医務室をのぞき見る。父と子のキズナを感じさせるさりげない描写が妙味。
牧場主の不肖の息子とその手下たちに馬車を破壊され、怒りに燃える主人公ロックハートはそのバカ息子を殴りつけたあげく、牧場の番頭ヴィックと対決。牛の群れの中で激しくもみ合ったあげく、互いを認め合う。まさしくガッツのある者たちの間に生じる強いキズナ。しかし立場的には敵対する者同士であることに変わりなく、彼らの関係はドラマが進むほどもつれてゆく。どうなるかはスリリングな展開ともども、自分の目で確認してほしい。
インディアンと同化した白人という切り口には同じジョン・フォード監督の「捜索者」があるが、こちらはさらに人種問題に深く言及。主人公の保安官はコマンチ族に拉致されていた白人女性を助け出し、砦へと連れ帰るが、インディアンに同化した彼女は周囲から白い目で見られる。しかし主人公だけは彼女の人間としての強さやたくましさを知り、心惹(ひ)かれてゆく。周囲に理解されなくても確かに通い合うキズナの美しさが、胸を揺さぶらずにおかない。