「オカンの嫁入り」宮崎あおい&大竹しのぶインタビュー
母一人子一人、仲良く支え合って暮らしてきた娘・月子と母・陽子だが、ある日突然、陽子が結婚を決め、それまでの母娘の関係に変化が生じていく過程を描く映画「オカンの嫁入り」。第3回日本ラブストーリー大賞のニフティ/ココログ賞を受賞した咲乃月音による小説「さくら色〜オカンの嫁入り」を原作に、人生の出会いと別れを迎えた母娘の心情をこまやかにつづる感動ストーリーだ。全女性必見の注目作で、宮崎あおい(※宮崎さんの「崎」は「たつさき」になります)と大竹しのぶが親子役で初共演! 共演の感想から映画に込められた愛に満ちあふれたメッセージまで、本作の魅力を語ってくれた。
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08/27(金)更新
とってもカワイイ母娘のお2人!
シンプルだけれど、かわいい母と娘のストーリーに共感!
Q. 多くの女性が共感する母娘の関係性が描かれていますが、どのように受け止められましたか?
大竹:わたしは原作を読ませていただいた時、すごくかわいいお話だなと思いました。例えば、お母さんが年下の男性を真剣に愛したり、白むくを着たいという気持ちや一生懸命に愛して育ててきた娘との関係も、すごくすてきだなあと思いながら読んでいました。
宮崎:わたしはたまたま本屋さんで見つけて買っていて、映画になる前に偶然読んでいたんです。小説を読む時は、登場人物が少なくて、日本の作家さんが書いていて、セリフが多い小説が好きなのですが、それにぴったりとはまっていて、わたしにとってはとても読みやすくて、あっという間に読んでしまった作品でした。ヘンな彼氏が出てくるということはありますけど(笑)、それほど難しいことが起こっているわけではない、とてもシンプルなお話で読みやすくて好きだなと思っていましたね。
かわいくてしっかりモノのあおいちゃん!
女性としていつまでもステキな大竹さん!
標準語と大阪弁の違いがわからない!? まるでゲームのように正解を探っていた……
Q. 劇中で見事な大阪弁を披露されていましたが、お二人はどうやってマスターしたのですか?
大竹:健ちゃん(桐谷健太)が関西出身だったり、周りのスタッフの皆さんが関西出身の人たちが多かったので、これで合っている? と、現場でいつも聞いたりしていましたね(笑)。
宮崎:事前にテープをいただいたので前日にはそれを聞いて、現場にも先生がいてくださいました。違いがわかればスムーズにいくのですが、自分が発している言葉と先生が発している言葉の違いがわからない時に、もうどつぼにはまる感じでした(笑)。どうしたらいいのかわからないことがあって、そういう時は意味としては同じなんだけど、少し言葉を変えてもらったりしながら練習しました。
大竹:何が違うのかわからないのよねぇ。
宮崎:そうなんですよね。どうしても違いがわからなかったので、一度わたしのセリフを大竹さんに言ってもらったら、先生にそれは合っていますと言われて……。なので2回ぐらい言ってもらった後に、わたしも言ってみてOKをもらえたので、「よしいこうっ!」と本番で言ってみると、また違いますって言われてしまったり……(笑)。
大竹:もうゲームみたいな感じ(笑)。
宮崎:一か八かみたいな(笑)。
大竹:でも一言で言えば、いい映画にしたいなという思いをみんな持っていて、それがわかるいい現場でした。
仲良しオーラ全開のお2人!!
和やかな雰囲気に癒やされ……
見ているこちらまで幸せにしてくれました!
母と娘が一緒にいることは当たり前ではない、そういうことに気付いてほしい。
Q. 今回が初めての共演だったそうですが、そこも含めて印象に残ったことは何ですか?
大竹:こうやってあおいちゃんと知り合うことが出来たり、映画をつくるために全員で団結したことはとても楽しかったですし、刺激的な経験でしたね。ワンカット、ワンカット、納得がいくまで皆で話し合いながら撮影を進めていったことは、わたしにとっては久々のことだったので、とても楽しかったです。監督を中心に映画をつくっていく基本に改めて気付けましたね。
宮崎:わたしは、考えて、考えてお芝居をするということを今回初めて経験しました。お芝居ってこんなに難しいものだったんだということを改めて思いましたね。でも難しいからこそお芝居が面白いと思いましたし、もっともっとしっかり、ちゃんとした女優さんになりたいとも思いました。もっとちゃんとお芝居が出来るようになりたい、そういう発見があった作品だと思いますね。
Q. 最後になりますが、映画の公開を待ち焦がれているファンに向けて、一言お願いします。
大竹:「オカンの嫁入り」は、すごく心がほんわかする温かい映画ですので、ぜひぜひ映画館に行って観てください。お友達でも親子でも、みんなで劇場で観ていただけたらうれしいです。
宮崎:映画の中でも言っていますが、家族がいて今一緒に生活出来ていることが本当は当たり前じゃないんだということを、頭の中ではわかりながらも忘れてしまうことがあるかなと思うんです。この作品を、一緒にいられて幸せだなということを再確認するきっかけにしていただけたらいいなあと思います。
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「オカンの結婚」という一大イベントが起こるものの、映画的な大事件が起こるわけではないシンプルなストーリーの中に、人生の喜びと悲しみを同時に感じさせてくれる深いドラマがあると口をそろえて語った宮崎あおいと大竹しのぶ。撮影現場では幾度となくディスカッションを重ね、悩み、考えながら演技を続けたという二人は、「母と娘の関係」という普遍的なテーマを表現することの難しさを本作で体験したようだ。母娘はもちろんのこと、誰もが共感出来る思いが満載の本作。大切な人と鑑賞してほしい感動作だ。
映画「オカンの嫁入り」は9月4日より角川シネマ新宿ほか全国公開
文:鴇田崇 / 写真:高野広美 / 編集:シネマトゥデイ























