25th

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野に立ち、空をみる。

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イントロダクション

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野に立ち、空をみる。今だからこそ、感じたい、石井桃子の世界に、「パンとスープとネコ日和」のプロジェクトが、素直に果敢に挑みました。

野に立ち、空をみる。 今だからこそ、感じたい、石井桃子の世界に、「パンとスープとネコ日和」のプロジェクトが、素直に果敢に挑みました。

誰と、どこに暮らし、そして何をするのか。そんな素朴な人の思いを、児童文学の世界で、自分自身の実際の暮らしをモチーフに表現した作家、石井桃子。

血のつながりだけではない家族としての暮らし、近隣の人たちとの優しいつながり、人を愛せるからこそ動物も愛せるという当たり前のこと、美しくも厳しい自然との共存とはなんなのか、石井桃子自身の実体験からストレートに表現された、自然の中でともに暮らすという感覚がこの物語には溢れています。

そして、そんな空気感の中に、俳優たちが自然にたたずみ、自らの思いで、動き始めます。

彼らとその中でともに風を感じてもらえたら、そんな思いのドラマになりました。

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ストーリー

東京で暮らしていたハナ(小林聡美)は、
友人のトキ(市川実日子)、トキの子どもトシ(佐々木春樺)と、慣れない田舎での生活を始めます。

そこに中学を卒業したばかりのハナの甥アキラ(伊東清矢)が加わり、4人の新しい家族の暮らしが始まります。近くに住み、何かと相談に乗ってくれるゲン(光石研)とシオリ(高橋ひとみ)の夫婦に助けられながら、少しずつ慣れていく畑仕事の毎日が続きます。

そんな中、ネズミ退治の目的で飼われた新しい家族、猫のトムがやって来ます。

やんちゃな猫トムに、少しだけ振り回されながらも、人間と動物たちが、やがては楽しく共生していく、そんな田舎暮らしのお話です。

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キャスト・スタッフ

キャスト

  • 小林聡美
  • 市川実日子
  • 光石研
  • 高橋ひとみ
  • 伊東清矢
  • 佐々木春樺
  • 木南晴夏
  • ベンガル
  • もたいまさこ

コメント

  • 小林聡美
    ひとが幸せに暮らすってこういうことなのかもしれません。
    一緒に暮らす仲間と、山と花と風と鳥と太陽と月。
    働いて、おいしいごはんを食べて、夜は星空を眺める。
    原作の石井桃子さんが終戦直後に実践したそんな暮らしは、
    生きるための必死の手段だったかもしれませんが、
    今を生きる私たちに、なんでもない暮らしの豊かさを伝えてくれるような気がします。
  • 市川実日子
    新緑の季節の山で、ネコとヤギと子どもと大人たち、みんなで撮影をしました。
    家の軒下に、ツバメが巣を作り始める。
    なんにもなかった庭の池に、突然菖蒲の花が顔を出す。
    スズメバチがブーーーっと飛んでくる。青空に丸い虹。
    そういった大きな小さな変化を、みんなが感じながら現場に立っていたように思います。
    静かな中、どんな音がして、何が起こっているのか。
    そんなことをこの作品で楽しんでいただけたら嬉しいです。

スタッフ

  • 原作:石井桃子 「山のトムさん」(福音館文庫)
    原作:石井桃子「山のトムさん」
    (福音館文庫)
    石井桃子(いしいももこ)1907〜2008

    埼玉県浦和(現さいたま市)生れ。1928年日本女子大学英文科卒。文藝春秋社在職時に『プー横丁にたった家』の原書に出会い、子どもの本に開眼。その後新潮社や自前の小出版社などで児童書をつくる。戦後、宮城県鶯沢村で開墾生活を送るも、岩波書店の要請により帰京、入社し、岩波少年文庫等の編集に従事。創作『ノンちゃん雲に乗る』で1951年芸術選奨文部大臣賞、また54年菊池寛賞など受賞多数。54年同社退社後、米欧に留学する。翌年瀬田貞二らと「子どもの本研究会」発足、58年自宅で「かつら文庫」をひらく。「クマのプーさん」「ピーターラビット」シリーズほか、数多くの著訳書があり、子どもの本の世界に多大に貢献した。
    山のトムさんほか一篇
    『山のトムさん ほか一篇』
    石井桃子 作 深沢紅子ほか画
    福音館文庫
  • 監督:上田音
  • 脚本:群ようこ
  • 音楽:大貫妙子
  • 制作プロダクション:ERICE COMPANY
  • 製作著作:WOWOW
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人物紹介

人物紹介

ハナ / 小林聡美

ハナ / 小林聡美

ハナ / 小林聡美

作家。仕事のためときおり東京へ行くが、その度にあらためて田舎ではじめた暮らしの良さを実感する。ネズミ退治のために飼った猫にトムという名をつける。

トキ / 市川実日子

トキ / 市川実日子

トキ / 市川実日子

娘トシとともに、ハナとの田舎暮らしをはじめる。筋の通った性格と、モノを作る天性の才能で、この暮らしの要となっている。

ゲン / 光石 研

ゲン / 光石 研

ゲン / 光石 研

ハナ達の家の近くに住み、慣れない畑仕事や、家畜の飼い方など、いろいろ相談に乗ってくれる頼りになる存在。アキラのことも気にかけている。

シオリ / 高橋ひとみ

シオリ / 高橋ひとみ

シオリ / 高橋ひとみ

ゲンの妻。持ち前の明るさと優しさで、ハナ達の暮らしを暖かく見守り、積極的に協力してくれる。

アキラ / 伊東清矢

アキラ / 伊東清矢

アキラ / 伊東清矢

ハナの甥。中学卒業後、悩みの時間の彼をハナが田舎の家に連れて来る。慣れない暮らしの中で、少しずつ心の中に変化が起きる。

トシ / 佐々木春樺

トシ / 佐々木春樺

トシ / 佐々木春樺

トキの娘で、本を読むこと、絵を描くのが大好きな、明るい小学一年生。誰よりも自然や動物達との暮らしを堪能している。

イノグチ / 木南晴夏

イノグチ / 木南晴夏

イノグチ / 木南晴夏

ハナの担当編集者。田舎暮らしに憧れ、ハナ達の家を訪れるも、現実の自然な暮らしに戸惑いを覚える。しかし、どこまでも明るい。

獣医さん / ベンガル

獣医さん / ベンガル

獣医さん / ベンガル

見かけによらない名医。シオリの計らいで、突然訪れ、トムの急病を見事になおしてくれる。

よろず屋のおばさん / もたいまさこ

よろず屋のおばさん / もたいまさこ

よろず屋のおばさん / もたいまさこ

何でも揃うお店は、大人といわず子どもたちにも人気である。遠くからみんなを見つめているような、不思議な存在感を感じさせるオバさんである。

トムさん / トム

トムさん / トム

トムさん / トム

ネズミ退治の目的で飼われた猫。トムという名をつけられ、腕白に育つ。人間たちの暮らしの中に新しい風を送り込む。みんなから愛されている。