


池井戸潤の直木賞受賞作「下町ロケット」を映像化。民放連賞、ATP賞ともに最優秀賞に輝いた連続ドラマW「空飛ぶタイヤ」のスタッフが送る社会派ドラマ。
「その特許がなければロケットは飛ばない―。」町工場が取得した最先端特許をめぐる、中小企業と大企業の熱き戦いを描いた新時代の社会派ヒューマンドラマ。かつて研究者としてロケット開発に携わりながら、今は実家の小さな町工場を経営する主人公・佃航平に三上博史、ロケットエンジンの特許技術をめぐって主人公と相対する大企業の宇宙航空部部長・財前道生に渡部篤郎、特許裁判のスペシャリストとして佃を支える弁護士・神谷涼子に寺島しのぶ、ほか、池内博之、綾野剛、原田夏希、眞島秀和、光石研、小市慢太郎、水野真紀、古谷一行ら実力派キャストを迎え、夢と現実の間で戦い葛藤する者たちを丹念に描き出す。
熱き情熱を胸に宇宙への夢を紡ぐ人々の感動の物語は、高い志を抱き、決して諦めず、誠実に努力を重ねることの大切さを改めて教えてくれるに違いない。

かつて、宇宙ロケットの開発を担当していた佃航平(三上博史)は、ロケット打ち上げ失敗の責任から宇宙科学開発機構を辞め、今は下町の小さな町工場・つくだ製作所を経営していた。ある日、佃のもとに一通の訴状が届く。相手は容赦ない法廷戦略を駆使し、中小の町工場を叩き潰すナカシマ精機だ。つくだ製作所は主力製品が特許侵害で訴えられたことで次々と受注がなくなり、会社存亡の危機に立たされる。
一方、日本を代表する大企業・帝国重工では純国産ロケットの打ち上げプロジェクト「スターダスト計画」が記者発表されていた。順調に計画が進む中、プロジェクトの責任者・財前道生(渡部篤郎)のもとに、衝撃的な報告が入る。帝国重工が総力をあげて開発したエンジン部品の特許技術が、既につくだ製作所の特許として登録されていたのだ。その部品がなければ、ロケットは飛ばない。窮地に立たされた財前は、佃にその特許を20億円で譲ってほしいと申し出るのだが。