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連続ドラマW「パンドラ」

記者会見映像はこちら

3月14日(金) 、連続ドラマW第一弾「パンドラ」の制作記者会見が行われました。
激しい雨の降る夜にもかかわらず多くの報道陣が詰め掛け、メディアの注目の高さを改めて感じさせるものとなりました。
会見は、WOWOW青木泰憲プロデューサーの挨拶でスタートしました。
「WOWOWは映画を中心に放送してきましたが、最近では海外ドラマも人気があり、とても高く評価されています。そこで、海外ドラマのように継続的に見てもらえるオリジナルコンテンツを視聴者に届けたい、という思いで連続ドラマWの企画がスタートしました。WOWOWの主な視聴者は40代? 50代なので、大人が満足する作品、地上波ドラマよりも一歩踏み込んだドラマを制作しようと思っています。第1話は無料放送ですので、ぜひ多くの方々に見ていただきたいです。」




続いて、脚本を手掛ける井上由美子さんと河毛俊作監督が登壇。「パンドラ」の世界を作り上げる2人が、意気込みを語ってくれました。

井上由美子さん

「WOWOWにフレッシュでチャレンジングな枠ができるということで、ともに携われることを大変嬉しく思っています。見どころはふたつあります。ひとつ目は、ジャンルでいうと“シミュレーションドラマ”ということ。もしこんなことが起きたら…という、人間にとって素晴らしいものを発見したのにパニックに陥ってしまう矛盾を描いています。ふたつ目は、実力あるキャストによる演技合戦。サスペンスあり、医療あり、ヒューマンあり、ラブストーリーありのこのドラマで、どんな演技が見られるのか私自身も楽しみにしています。」

河毛俊作監督

「WOWOWでの仕事ということで不思議に思われるかもしれませんが、企画の段階から井上さんと携わって、今回メガホンをとることになりました。WOWOWはCMがなく、ぶっ通しでオンエアするので、連続の映画を8本作る感覚で作っています。 今回は大好きな井上さんの脚本で、メディカルサスペンスでもあり、殺人事件もありますが、私はあくまで人間ドラマだと思っています。善と悪の間の絶妙な人間関係と、それに揺れ動く人間たちを描き、最終的には「善き人生とは?」と考えさせてくれるドラマです。頭を使って、心も使って、エンターテインメントでありながら人生について考えさせられる。そんな質の高いドラマになるよう、スタッフ・キャストとともに日夜頑張っています。多くの方々に見ていただければ、演出家冥利につきますね。」



井上由美子さんと河毛俊作監督のご挨拶に続いて、8人の出演者が登壇。それぞれに「パンドラ」への想いを語ってくれました。来場した報道陣へのご挨拶と、司会からの質問に答えるひとつひとつの言葉の中に、このドラマに賭ける“真摯な熱さ”があり、その“熱”は会見に集まった報道陣に確実に伝わっていました。

以下、出演者の皆さんのコメントと質疑応答のやりとり−

三上博史さん

「こんなに多くの方々にお集まりいただき、びっくりしています。ただいま撮影真っ只中で、日々頑張っています。」

 

Q
脚本を読んだ第一印象を教えて下さい。
A
頭から引き込まれましたね。
Q
鈴木秀樹について聞かせて下さい。
A
さえない男が、がんの特効薬を発見してテンションが上がっていく。第1話からテンションを上げていってるので、どこまでいくんだろうと…。

柳葉敏郎さん

「現場は順調で、現在4話の頭まで撮影が進んでいます。まだ先が見えませんが、自分自身もストーリーの展開が楽しみです。本当に楽しみながらやってます。」

 

Q
脚本を読んだ第一印象を教えて下さい。
A
井上さんとは何本か仕事をさせていただいてるのですが、自分の性格とか表現の仕方が織り込まれていて、この役は俺しかいないなと思いました。ドラマや映画は“ヒューマニズム”なくしてはありえないと思っています。この作品はそれがよく描かれていて、とてもやりがいを感じます。
Q
的場真一について聞かせて下さい。
A
この役のバックボーンは、荒っぽく強引なところがありますよね。決して清潔ではなく、でも絶対に不潔でもない。テレビでは匂いは表現できませんが、加齢臭が伝わればいいなと思ってます。(笑)

小西真奈美さん

「とにかく脚本がおもしろいです。人間ひとりひとりが魅力的に描かれているので、いつも早く現場に行きたいとワクワクしながら臨んでいます。」

 

Q
脚本を読んだ第一印象を教えて下さい。
A
深く考えさせながらも、疾走感がありますね。早く次を見たいと思わせてくれます。
Q
飯田小夜子について聞かせて下さい。
A
小夜子は出会う相手によって空気感や表情が違います。だから頭の中でイメージするだけでなく、相手の声や行動を見て聞いて、監督と一緒に現場で人物像を作り上げています。ただの野心家ではなく、どこかかわいげがあり、興味を持ったことに対してすぐ行動する軽やかさも併せ持った女性ですね。

國村隼さん

「今まで日本になかったようなドラマが作られている、ということでワクワクしてます。」

 

Q
脚本を読んだ第一印象を教えて下さい。
A
登場人物がとてもいきいきとしていて、各キャラクターごとに作品が1本出来ると感じました。重層的かつ奥行きのあるストーリーで、同時進行で物語が進んでいくという構成が面白いですね。
Q
大田黒茂行について聞かせて下さい。
A
すごくセルフィッシュで、非常にチャイルディッシュなイメージです。人の痛みよりも自分の欲望を優先する人物ですね。楽しんで演じています。

山本耕史さん

「読んでいくうちにどんどん引き込まれる脚本だったので、その中に自分も存在出来て嬉しいです。足を引っ張らないように頑張ります。」

 

Q
脚本を読んだ第一印象を教えて下さい。
A
井上さんとは「マチベン」でご一緒させていただいたんですが、今回もまるで先が気になる小説を読んでいるようでした。自分も一視聴者になったようなワクワクする気持ちもありつつ、自分のキャラクターがどうなるのかを想像しながら読みました。
Q
太刀川春夫は、ストーリーの語り部でもあります。太刀川について聞かせて下さい。
A
話の中に存在している自分と客観視している自分…役とナレーションという2つの“静の力”を演じる、とても密度の濃い仕事が出来て感謝しています。

谷村美月さん

「ドラマのシリアスな内容とは真逆で、本当に楽しい撮影現場です。」

 

Q
脚本を読んだ第一印象を教えて下さい。
A
井上さんとは「マチベン」「14才の母」でご一緒させていただき、両方とも暗い役だったんですけど、今回は真逆なストレートな女の子の役ができて嬉しいです。人物が魅力 的でおもしろい作品だと思いました。
Q
水野愛美について聞かせて下さい。
A
癌になってしまったからといって人生を投げ出すのではない、そんな強さもありますね。可哀想なだけではない部分、つらさを表に出さない女の子という役で、複雑ですがやりがいがあります。

小野武彦さん

「WOWOWには以前単発ドラマに出演しましたが、今回は初の連続ドラマということで参加出来て嬉しいです。とても重厚なドラマになっていると思います。」

 

Q
脚本を読んだ第一印象を教えて下さい。
A
一気に読んでしまいましたね。登場人物が頭に入るまで台本を行ったり来たりすることも多いんですが、今回は全員がとても個性的に描かれており、本当に一気に読みました。
内容とは関係ありませんが、私の役は女医と関わりないの? って思いました。(笑)
Q
深見甚一郎を役じるに当たって、ニュースを参考にしていますか?
A
ニュースは普段から見ていますし、役のために見るということはないですね。河毛監督のリードのもと、演じています。

平田満さん

「WOWOWがこのドラマにかける意気込みをひしひしと感じました。ぜひ第1回目の連続ドラマWを成功させたいです。」

 

Q
脚本を読んだ第一印象を教えて下さい。
A
テーマといい人間関係といいとてもハードだと感じましたが、一気に読める本でした。
Q
朋田省吾について聞かせて下さい。
A
回が進むごとに、崖から突き落とされるようにキャラクターが変化していって、この先どうなるのかまったく分かりません。どの登場人物も一筋縄ではいかない人間たちです。この男もパンドラの箱を開けたのかなと、怖くもありますね。

司会と8人の出演者の質疑応答を締め括る形で、主演の三上博史さんがドラマを楽しみにしている視聴者へのメッセージをこう語ってくれました。
「作り手の一人として、作りたいように作っていける…。そんな作品に声をかけていただいて幸せです。本当にWOWOWに感謝しています。とにかく早く第1話を見ていただきたいです。」


最後に、出演者のコメントに熱心に耳を傾けていた報道陣からの質疑応答の時間となりました。残念ながら、時間の都合上、受けることが出来た質問は2つ。それでも、そのやりとりに真剣にメモを取るプレスの姿が印象的でした。

 

 

Q
三上博史さんと、柳葉敏郎さんにお伺いします。お二人の共演は久しぶりだと思いますが、久しぶりに共演されたお互いの印象を聞かせて下さい。
A
三上博史さん
柳葉さんとは20年前に共演して以来なんです。本当に不思議なんですけど、あれから1回もないんですよね。今回、再会出来てとても嬉しいです。


柳葉敏郎さん
あのドラマは、トレンディドラマの先駆けでしたよね。(笑)
あれもある種、冒険でした。三上さんと僕とがそれぞれ20年間育ててきたものを、今回こうして持ち寄って、また一緒に新しいことにチャレンジできる。これは本当に嬉しいことですね。幸せを感じてます。
Q
三上博史さんにお伺いします。第3話まで撮影して、印象に残っているシーンを教えて下さい。
A
三上博史さん
登場人物全員が立体的に描かれているので、どのシーンも、どなたとのシーンも面白いです。自分が出てないシーンも見に行ってしまうほど、すべてのシーンが見ごたえありますね。

あっという間に一時間が過ぎ、連続ドラマW第一弾「パンドラ」の制作報告会見は、8人の出演者に送る盛大な拍手の音と共に終了しました。壮大なスケールで描かれる連続ドラマW「パンドラ」、その全貌が明かされるまで、あと20日余りー。


4月6日日曜日午後10時、「パンドラ」第一話を見逃すわけにはいかない!

 

 

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