ドラマW 横山秀夫「ルパンの消息」イントロダクション
「半落ち」、「震度0」、現在公開中の「クライマーズ・ハイ」など、数々のベストセラーを生み出しているミステリー作家、横山秀夫。WOWOWでは、彼がデビュー前に書いた幻の処女作「ルパンの消息」を、昨年の「震度0」に引き続き映像化する。
本作は、時効成立までの限られた時間の中で、真相を追い求める捜査陣と容疑者達との行き詰まる駆け引きを中心に描いた群像サスペンスの傑作。出演は、これまで横山作品に数多く出演している上川隆也を始め、岡田義徳、羽田美智子、長塚京三など実力派キャストが集結。監督は「震度0」でもメガホンを取った水谷俊之が担当する。
昭和の日本を震撼させた三億円事件をも取り込んだ、手に汗握るスリリングな群像サスペンスを堪能したい。
三億円事件について
1968年12月10日、東京都府中市で発生。銀行の現金輸送車に白バイ警官に扮した男が近づき、「爆弾を仕掛けたとの連絡があったので車を降りてほしい」と騙し、まんまと車ごと三億円を強奪した事件。警察は延べ17万人の警察官を動員して捜査に当たり、有力容疑者も何人か浮かんだが、確証を得られぬまま7年後に公訴時効を迎えた。白バイ警官を装った犯人のモンタージュ写真はあまりにも有名。その大胆な手口と三億円という金額の大きさ、そして何より未だ犯人が解明されていないことにより、「戦後最大のミステリー」と呼ばれている。作家・横山秀夫が創造した三億円事件の真相とは…?
ドラマW 横山秀夫「ルパンの消息」ストーリー
15年前の女教師の自殺は、実は殺害事件だった。この警視庁にもたらされた一本のタレ込み情報により、新たに捜査チームが編成され、溝呂木(上川隆也)が指揮を執ることに。時効までの事件解決に執念を燃やす溝呂木には、三億円事件で時効を迎えた苦い思い出があった…。当時の教え子だった男子高校生や当時の教師など関係者を取り調べていくうちに、思わぬ別の事件との関係が見えてきて…。


