イントロダクション

吉川晃司と上地雄輔ら豪華共演陣にも注目。

巨匠・浅田次郎による日本経済新聞連載の時代小説をドラマ化。

江戸城不戦開城の史実をベースに、時代の波に取り残されそうになりながらも、自らの信義を通し一切口を利かぬまま江戸城内に居座り続ける将軍直属の御書院番士・的矢六兵衛と、官軍側に付いた尾張藩から遣わされ六兵衛排除の任を負ってしまった下級藩士・加倉井隼人との交情を、熱く描いた本作。

体制のリーダーではなく、瀬戸際の現場で身を尽くす2人の姿にこそ、大きな時代の節目を迎えた今、世相や組織の空気に翻弄されながらも、できれば平和に真っすぐに生きたいと願う大多数の日本人の深い共感が集まることだろう。

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的矢六兵衛役には、希代のロックスターにして俳優としてもカリスマ的存在感を示してきた吉川晃司。実に17年ぶりの主演となる。尾張藩士・加倉井隼人役は、歌手・タレントとして活躍しながら俳優としても本格派の輝きを見せる上地雄輔が演じる。監督は映画『神様はバリにいる』『ボックス!』など数々の熱い男のロマンを写し取ってきた李闘士男、脚本は「新参者」の牧野圭祐が担当する。

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共演キャストには、上地雄輔演じる加倉井隼人の妻・加倉井しずゑ役に芦名星、勝海舟役に寺島進、西郷隆盛役に竹内力、徳川慶勝役に千葉哲也
大村益次郎役に波岡一喜。また、吉川晃司演じる的矢六兵衛の妻役に若村麻由美、高利貸しの淀屋辰平役に伊武雅刀、的矢六兵衛の父・的矢清右衛門役に田中泯

さらに、山崎銀之丞駒木根隆介前田亜季忍成修吾粕谷吉洋らが名を連ねる。さらに、明治天皇役を演じる片岡千之助は本作が映像作品初出演となる。

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ストーリー

慶応4年、幕府と新政府の談判が成り、江戸城は不戦開城と決した。官軍側についた尾張藩の気弱な下級藩士・加倉井隼人(上地雄輔)は、城の引き渡しを支障なく進めるための先遣として、城内に検分に入る。

しかし、困ったことにただひとり、てこでも動かぬ旗本がいた。彼の名は的矢六兵衛(吉川晃司)。将軍直属の警護隊・御書院番の番士だった。六兵衛は黙って正座したままで、動くのはほぼ用を足すときだけ。

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勝海舟(寺島進)西郷隆盛(竹内力)の約束により、近々に御所となる予定の城内での悶着は厳禁。つまり、力ずくでは六兵衛を退去させられない。居座りの意図を探る加倉井は、この六兵衛は本物ではなく六兵衛の名をかたる偽者だと知り、ますます混乱する。
だが、しばらく時を過ごすうちに、古式ゆかしい貫禄でたたずむ六兵衛に対し、加倉井の胸裏には得体の知れぬ共感が湧いてくる。果たして六兵衛の居座りの理由とは。その正体とは。

そして、天皇入城が迫る中、加倉井はどう手を打つのか。

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「連続ドラマW 黒書院の六兵衛」
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