25th

メニューを開く

番組表

ご加入はこちら

イントロダクション

日本国内で1年間に殺処分される犬猫は10万頭を超える(環境省平成26年度発表)。
これほど多くの犬や猫はなぜ殺処分されるのか。また、その現場に直面する人間は一体何を思うのか。
このドラマはある街の行政組織「動物愛護センター」を舞台に、
罪のない動物たちの命を救おうと踏み出した獣医たち職員の葛藤と再生を描いた物語だ。

動物を救うべく獣医になった者たちが助かる命を見過ごすという過酷な現実。
大きな葛藤の中で一歩ずつ再生への道を見いだしていく姿は
“私たち人間と動物とのあり方”について、いま一度考えるきっかけになり得るはずだ。

閉じる
もっと見る

ストーリー

動物愛護センターに行政獣医として配属された牧田洋(加瀬亮)は国の法律に従い業務を遂行する。飼えなくなった、鳴き声がうるさい、かまれたなど、さまざまな理由で捨てられた犬や猫を殺処分する業務だ。
彼は“誰かがやらなければならない仕事”と自分に言い聞かせながらも悩み苦しんでいる。同僚の行政獣医・幡枝亜紀(戸田恵梨香)は病院に通い精神安定剤が手放せず、作業班の志賀悟(渋川清彦)は「犬がしゃべる」と言いだし悪夢にうなされる。職員の誰もが心にふたをして、処分を続けていた。

そんなある日、獣医・高野綾子(田中裕子)がセンターの新所長として配属される。高野は着任早々「犬と猫には全部名前を付けて」と言い、トリマーを呼び寄せ動物たちをきれいにする。現状を変えるという高野の想いに、背中を押された牧田たちは殺処分を減らそうと動き始める。
しかし、無責任な飼い主はいなくならず、職員たちは大きな選択を迫られる。

閉じる
もっと見る

キャスト


  • 渋川清彦
  • 黒田大輔
  • 岡山天音
  • 諏訪太朗
  • 篠原篤
  • 柳英里紗
  • 松尾諭
  • 水澤紳吾
  • 阪田マサノブ
  • 高橋長英
  • 島かおり
  • きたろう
  • 熊谷真実
加瀬亮コメント

●撮影を終えての感想

共演者たちが皆愉快で素晴しく、とても充実した撮影でした。人と動物などの問題は、業を含む難しい題材ですが、今回、このような機会をいただいて、自分にとって様々な角度からそれらについて考える良い時間となりました。

●『SPEC』以来となる戸田恵梨香さんとの共演について

戸田さんのマネージャーさんと自分のマネージャーが、再度の共演なので現場でモニターをみながら「敬語で戸田と加瀬が話してること自体もの凄い違和感だね」などと、SPECの時との違いを笑っているのを目撃しました。(笑)
SPECのときとは全く違う関係の役でしたが、自分自身は戸惑いは全くありませんでした。戸田さんは、とても信頼している役者さんで、いつでも刺激と安心を撮影に与えてくれる人だと思います。今回は現場で戸田さん一人がズバ抜けて犬との接し方に長けていることにびっくりしました。

戸田恵梨香 コメント

●本作の出演が決まり脚本を読んだ時の感想

私自身子供の頃から犬と生活をしてきて、たくさんの思いをそれらに抱いていました。この台本を読んだ時には戸惑いましたが、一人でも多くの人に事実を知ってもらうべき題材だと思いましたし、やらせて頂けて良かったと思っています。

●『SPEC』以来となる加瀬亮さんとの共演について

殴り合いがないのが淋しかったです(笑) 髪の毛も伸びていますし、スーツじゃないし、表情も柔らかですし、なんだか妙に恥ずかしかったのを覚えています。

閉じる
もっと見る

スタッフ

  • 脚本 青木研次 × 監督 緒方明 『独立少年合唱団』 第50回ベルリン国際映画祭アルフレード・バウアー賞 受賞
    『いつか読書する日』 第29回モントリオール世界映画祭審査員特別賞 受賞
    監督コメント
  • 音楽 coba (『顔』第24回日本アカデミー賞 優秀音楽賞 受賞)
  • 製作 WOWOW ViViA
緒方明監督 コメント

●”犬猫の殺処分”という社会問題をテーマにドラマを監督するにあたって

お話を頂いて資料を読んだり愛護センターの方たちの取材を進めていくうちに「これはとんでもなく難しい問題だ」と思いました。殺処分ゼロを目指すことがそんなにたやすいことではないこと、日本のペット産業の問題点、犬や猫たちの生態系。さらに調べていくうちに「人間とペットとの関係」を飛び越えて「人と動物の命とは」というもはや解答を出すことの難しい命題にまでたどりつきました。その中で今日もどこかで悩みながら苦しみながら処分を続けている愛護センターの方たちの存在。青木研次さんの脚本は心に矛盾を抱えた人間たちがウロウロ、オロオロする群像劇でした。そこにはヒーローもヒロインもいません。安易なヒューマニズムもカタルシスもありません。教条的になることなく「犬と人間の関係」を探っていくちょっと不思議なドラマが作れたと思っています。

人物紹介

  • 牧田洋(加瀬亮)
  • 幡枝亜紀(戸田恵梨香)
  • 高野綾子(田中裕子)
  • 志賀悟(渋川清彦)
  • 末吉隆也(岡山天音)
  • 前川誠二(黒田大輔)
  • 隅谷栄一郎(諏訪太朗)
  • 山室聖子(柳英里紗)
  • 木崎良太(篠原篤)
  • 草野繁(高橋長英)
  • 幡枝絹江(島かおり)
  • 二見仁志(きたろう)
  • 倉橋真由美(熊谷真実)

牧田 洋[加瀬 亮]

畜産試験場から異動になった公務員の獣医師。殺処分の現実に困惑しながらも、法律に従い業務をこなす。だが、高野の考えに影響を受け、殺処分を減らそうと立ち上がる。結婚を約束している恋人がいるが、うまくいっていない。

幡枝亜紀 [戸田恵梨香]

牧田の同僚。殺処分の業務を淡々と行なっているように見えて、実は人知れず病院に通い、精神安定剤を常用。やがて、高野や牧田とともに保護された動物たちの引き取り手を探して奔走するように。

高野綾子[田中裕子]

市営動物園で獣医をしていたが、かつて勤めていた動物愛護センターの所長に配属される。最初は牧田らを当惑させるが、やがて彼女の情熱が職員はもとより市民の考えも動かすことに。

志賀 悟[渋川清彦]

動物愛護センターで作業班として働く。センターの動物たちに名前をつけ、愛情を持って接する心優しい男。突然「犬たちがしゃべる」と言い出し、悪夢にうなされる日々が続く。

前川誠二[黒田大輔]

動物愛護センターの行政獣医で係長。突如やってきた高野のやり方に驚き戸惑いを見せる。

末吉隆也[岡山天音]

動物愛護センターで行政獣医として働く25歳。平穏無事に過ごすことを優先している。

隅谷栄一郎[諏訪太朗]

動物愛護センターの作業班チーフ。何事にも厳粛で、真面目な性格。淡々と仕事をこなす。

木崎良太[篠原 篤]

動物愛護センターの作業班。心を持たずに、日々の業務にあたっている。

山室聖子[柳英里紗]

高野が居酒屋で出会いスカウトした、ボランティアのトリマー。元ヤンキーのような風貌からは想像もできない丁寧な仕事をする。

草野 繁[高橋長英]

亜紀のかかりつけの「草野クリニック」院長で精神科医。温和な人柄で亜紀の心の支えになっている。

幡枝絹江[島かおり]

亜紀の母。近所の猫に餌を与えることが日課になっているが、それが亜紀の悩みの種でもある。

二見仁志[きたろう]

動物愛護センターの前所長で、行政獣医。所長の頃は仕事も家庭も順調にはいかず、悩みの多いときを過ごしていた。

倉橋真由美[熊谷真実]

NPO動物愛護団体「アニマルフレンドセンター」の会長。団体に次々と動物が捨てられていく現状を危惧している。

閉じる
もっと見る

インタビュー

映像の配信は終了しました。

〜犬猫を取り巻く日本の現状〜

現在、飼い主の意識向上の教育活動、引き取られた犬猫の返還、適正譲渡等の取り組みで殺処分は減少傾向にあります。
しかし、無責任な飼い主による飼育放棄や迷子、所有者の不在等で今もなお、
自治体では年間約10万頭以上の犬や猫が殺処分されています。(平成26年度環境省調べ)

このドラマは「飼い主の終生飼養の責任」が明確になる平成25年の改正動物愛護管理法の施行以前、
今よりも対策がとられていない時代の物語です。

閉じる
もっと見る