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限界ギリギリで挑んだ撮影のエピソードトークを惜しみなく披露
東京・大阪で、完成披露試写会&舞台挨拶が開催されました

東京会場

[東京会場]

真っ赤なレッドカーペットが敷かれた会場内。司会者に映画コメンテーターの有村昆さんを迎え、大勢の観客の歓声が響き渡る中、主演・中山優馬、宮本信子、松尾スズキ、瀧本智行監督が登場しました。

登壇者の挨拶後、サプライズゲストとして石田衣良先生が登場。
「デビュー15周年の時、僕が持っている全ての力を込めて書き上げた本です。スタッフ、キャストの方が全力で作り上げてくださり、ひと足先に拝見させていただきましたが、本当に感動しました」
というコメントをいただきました。
瀧本監督は、「たまたま本屋で手に取り、最初寝ながら読んでたんですけど、早々に起き上がって座り直しました。一睡もせず一気読みしました。圧倒され、言葉にならない思いが込み上げてきて……。自分の手で映像化したいと。少なくとも他の監督に撮られるのは絶対嫌でした(笑)」と当時の思いを振り返ります。

撮影がすべて終わった後、涙が自然と溢れ出るほど過酷だった撮影現場

オーディションで主演の端爪北斗役をつかんだ中山さんは「あの時はすごく緊張してました。勝ち取りたいという気持ちから身震いするほどでした」という北斗の出会いを語ってくださいました。それを受け、「まず目力に惚れたこと。中途半端なものは作りたくない、そのための過酷な要求に答えてくれるであろう。それを中山君に感じたのが決め手です」と起用理由を話す瀧本監督。中山さんは役作りとして「携帯を使わない、テレビを置かない、さらに愛犬と別居。家には台本と水しかない状態でした。撮影がすべて終わった後、監督が僕の愛犬を抱っこして連れてきてくれた時は夢を見ているかのようで、涙が自然と溢れました」と過酷な撮影現場を思い出し、感慨深い様子でした。それを聞いた宮本さんは「監督と仕事できて良かったねってお話したんです」と中山さんに語りかけます。「僕は宮本さんがクランクアップする時、本当に悲しくて。実の母にも言ったことないのに「行かないで!」と言ってしまいました(笑)」と懐かしい思い出エピソードを披露しました。

新たなスタートを切る中山さんに激励やアドバイス

さらに、新学期シーズン前ということで「新たなスタートを切る中山さんに、皆様から激励、アドバイスはありますか?」と有村さん。「そのまま素直に真っ直ぐ歩いて欲しいですね」とお答えになった宮本さん。それを聞いた松尾さんから「ジャニーズを背負って立つ俳優だと思います。僕はこのままでいいなんて言いません、プレッシャーを感じて大きくなってください。その時またお会いできたら」と今後の“俳優・中山優馬”への激励が飛び出します。また、瀧本監督は「英語はもうペラペラだよね? 日本の俳優は言葉の壁があるだけなので、視野を広げて、世界に進出してもらいたいです」と中山さんの世界進出を願うコメントが飛び出しました。

[大阪会場]

主演の中山優馬、そして本作の脚本・監督を務めた瀧本智行監督が登壇。そして、この2人とドラマ制作に携わってきた、WOWOWプロデューサーの岡野真紀子が司会を担当しました。

岡野より、本日の舞台挨拶にいらっしゃったお客様への挨拶を求められた中山さん。自身の地元ということもあり、テンションも上々です。懐に忍ばせた、CMでお馴染みのWOWOWメガネをおもむろにかけると会場中から笑いが起こります。それを受け、「皆さんに笑ってもらえて嬉しいです!」とコメント。続いて監督も同じくメガネをかけ、「僕も京都出身なんで、今日は関西弁でいきましょう!」と会場の皆さんにご挨拶されました。

「今だから言える、撮影中でお互いに言いたくても言えなかったこと」で会場中が大爆笑

役作りのために精神的にも肉体的にも限界ギリギリで撮影に臨んでいた中山さん。岡野から、撮影中の裏話を聞かれると、「そういえば、中山君が定食屋の幻覚を見たんだよ」と、監督が中山さんから聞いた話を語り出しました。「そうなんです。減量中に役作りで夜にジョギングをしていたら、うまそうな定食屋を見つけて。撮影が終わったら、絶対にサバの塩焼きを食べるんだって決めてたんです。で、撮影終わって行ったら、その定食屋がどこ探しても見つからなくて」というエピソードを披露。どよめく会場を横目に、岡野から「今だから言える、撮影中でお互いに言いたくても言えなかったことは?」という質問が続きます。当時のことを振り返り、思いを巡らせる中山さんに監督が、「俺、謝りたいことがあるんだけど先に謝っていい?」と。少し驚いた表情で「何ですか? 僕、謝られることなんかないですよ?」と中山さん。すると、監督から「僕、撮影中に夢中になり過ぎて、中山君のことを『斗真、斗真?!』って3回くらい呼んでしまって…。本当に申し訳なかった」との懺悔に会場中から笑いが起こりました。「そう、僕その時『え、斗真君いるの!?』ってなりましたもん」という中山さんに「周りのスタッフが本当にザワザワして大変だったわ」と当時を振り返りました。

ご覧になられる皆さまへ、監督と中山さんからメッセージ

終始笑いに包まれた大阪での完成披露試写会。最後に見どころを聞かれると、監督は「どこかに居るたったひとりでも、“この作品が自分のために作られた”と思ってくだされば嬉しいです。そんなたったひとりのために作りました。…でも、たったひとりじゃなく10人、100人と、そんな風にこの作品が心に留まれば嬉しいです」とこの作品への思いを語りました。そして「北斗のリアルな人生を見届けて欲しいです。ドラマを見た後に心にグサッと残るものがあるので、ぜひ全話ご覧ください」と、“端爪北斗”と1ヶ月半という短くも濃厚な時間を過ごした中山さんからのコメントで、大阪の舞台挨拶は幕を閉じました。