「6時間後に君は死ぬ」の原作者は、江戸川乱歩賞受賞作「13階段」などで知られる人気小説家の高野和明(1964年生まれ)。今回のドラマ「6時間後に君は死ぬ」は、同名小説と「3時間後に僕は死ぬ」の2作品を1本化したものだが、脚本を高野自身が執筆し、後半の「3時間後に僕は死ぬ」の部分は自ら初監督も務めている。それというのも、高野はもともと映画監督・岡本喜八の門下生で、ロサンゼルス・シティ・カレッジ映画科にも在籍していた経緯があってのこと。脚本家として活動する傍ら、乱歩賞を受賞し小説家デビューしたが、映画への熱い想いを持ち続けていた。そんな多才な高野がどんな映像世界を創出するのか、楽しみにしてほしい。
「6時間後に君は死ぬ」の監督は、特撮映画の監督として知られる小中和哉。1963年生まれで、兄で脚本家の小中千昭とともに独創的な創作活動を続けており、WOWOWには02年に制作した「オルファクトグラム」以来の登板となる。「ウルトラマンシリーズ」や「ミラーマン」などの特撮作品を手がける一方で、「なぞの転校生」や「学校の怪談」など不思議な味わいの作品を得意とし、「6時間後に君は死ぬ」でも、未来予言という特殊な題材をどう映像化するのか、期待が高まる。