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救命医ハンク5 セレブ診療ファイル(全13話)

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#13 決断の時 Bones To Pick

#13 決断の時 Bones To Pick

サットン・アンド・チェスターフィールドが恐竜の化石エマをオークションで扱うことになった。オークションにはラッセルの担当で、匿名の人物が参加することが決まっている。また恐竜の鑑定作業には化石発掘のプロ、モニークが参加している。彼女は体中に発疹が出ており、大事をとってハンクの診察を受ける。
間もなく彼女は発熱し、土から感染するツラレミアの可能性が浮上する。だが原因は思わぬところに潜んでいた。それはモニークが長年愛用しているヘチマスポンジだった。彼女はスポンジに繁殖する緑膿菌により毛包炎になったのだった。
この恐竜調査の時ラッセルは手にケガをする。恐竜の口に手を挟んで写真を取ろうとしたところ、誤って手の甲を切ったのだ。それから間もなく彼は倒れてしまう。
ケガの原因は恐竜の口に隠れていたサソリで、発見したのはエヴァンとペイジだった。これまで二人は、豪雪や偽のオークションなど、大変な出来事を乗り越えてきた。この日も二人は持ち前のチームワークを発揮する。だがその過程で、彼らは互いにひとつの事実に気づく。それは何にも邪魔されず、結婚生活を送ることの重要性だった。こうしてエヴァンは町議の仕事を他の議員に任せ、ペイジはラッセルの推薦を受けたパリの仕事を断り、二人だけの時間を過ごすと決める。
またラッセルが怪我をした頃、彼の匿名の顧客がボリスだと判明する。その後オークションの打ち合わせはモニークが引き継ぎ、化石を競り落とすための準備が整う。
その頃ディヴィヤは、下腹部の痛みで記念病院に搬送される。原因は絨毛膜下血腫(じゅうもうまくかけっしゅ)と判明し、彼女は最低一カ月間の絶対安静を言い渡される。この状況を知ったジェレマイアは、ディヴィヤへの想いを打ち明けると共に、友人として力になりたいと語る。ディヴィヤは、この率直な提案をありがたく受け入れ、今後もジェレマイアの家で過ごすこととなる。
同じ頃、ハンク・メドには大きな変化がある。まず薬物使用を巡る争いでは、ケンの尽力によりシンフォニーとの提携が無事解消する。またハンクは薬の件でジェレマイアを利用したことを本人に謝罪し、ハンク・メドの活動を任せる。さらにハンクは臨床試験に臨むボリスの専属医として、一家と共に旅立つ。

●今回のゲスト

化石発掘のプロ、モニーク役を演じるのはピッパ・ブラック。彼女は1982年生まれ、オーストラリアの出身です。2005年から2009年まで、本国のTVシリーズ“Neighbours”にレギュラー出演。その後“Outsourced”「LAW & ORDER:性犯罪特捜班」などに出演しています。

ところで“Neighbours”と言えば、1985年から続くオーストラリアの長寿番組です。

実力派スターのガイ・ピアース(「ミルドレッド・ピアース 幸せの代償」「プリシラ」「メメント」)や、TVシリーズを中心に活躍中のブレット・タッカー(「スパルタカスII」「リゾーリ&アイルズ」「キャッスル 〜ミステリー作家は事件がお好き」「CSI:科学捜査班」)、ジェシー・スペンサー(「Dr.HOUSE ―ドクター・ハウス―」「フィニアスとファーブ(アニメーション:声の担当)」、ホリー・ヴァランス(「プリズン・ブレイク」「CSI:ニューヨーク」「SHARK 〜カリスマ敏腕検察官」)なども出演しているんですよ〜。

●ムーンウォーク

中盤、エヴァンは恐竜を調べるべく白い手袋をペイジから受け取ります。彼は恐竜に噛まれるのではないかと怯え「これで何を? ムーンウォーク?」とつぶやきます。

白い手袋と言えば世界的なポップシンガー、故マイケル・ジャクソンのトレードマーク。「ムーンウォーク」と口走る気持ちは分からなくもないですが、いっそのことエヴァンにムーンウォークをしてもらいたかったかも……!?

●プレゼントが早いのは大歓迎

後半、ハンクから赤ん坊へのプレゼントを受けとったディヴィヤは「プレゼントが早いのは大歓迎」と答えます。この時の二人の会話の原文は以下の通り。

Hank:I know it's a little early, but…
(ちょっと早いけど)
Divya:Thank you for not saying “premature”.
(「premature」と言わないでくれてありがとう)

“premature”は「時期尚早」のほか「早産の」や「未熟な」といった意味があります。
ディヴィヤはハンクにプレゼントのお礼を述べると共に、“premature”という微妙な表現ではなく“early”という単語を使った点を感謝した、という流れです。

※字幕・吹替翻訳では尺や文字数に制限があるため、上記のようなアレンジとなります。

●印象的な音楽

いつものオープニングが終わった直後、灯台などの風景シーンから流れる曲は、Savoir Adoreの“Regalia”。
パーティーのシーンで流れるのはThe Royaltyの“Saint Bowie”。
後半、ハンクがボリスの屋敷へ向かうシーンから流れるのはRon Sexsmithの“Sneak Out the Back Door”。
サングラスを掛けたハンクが旅立つときに流れるのはGreat Wolfの“Time to Go”です。

●第6シーズン放送決定!

「救命医ハンク」第5シーズン、いかがでしたか?
今期のハンクは術後の症状に苦しみ、得意のロマンスは皆無! 終盤では痛みの原因が明らかとなり、ようやく手術問題が決着しました。
そして本国アメリカでは6月より、第6シーズンが始まっています。

さて、ここで「救命医ハンク」ファンの皆さんに朗報です。日本での第6シーズン放送が決定しました! 引き続きWOWOWでお送りいたしますので、どうぞお楽しみに!