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グレイズ・アナトミー7

スペシャル

2011.11.02 ミュージック・エピソード、
日本語版キャストによる歌の吹き替えの裏側に迫る!
現在放送中の第7シーズンの第18話はミュージカル仕立てのミュージック・エピソード。
二カ国語版では、日本語版キャストたちが翻訳した歌詞で歌の吹き替えにも挑戦しています。
今回は、その歌の吹き替え現場の裏側をお届けいたします!
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  • 収録レポート
    歌の吹き替えに至るには幾多のプロセスが!

    「ミュージック・エピソード、当然ながら歌の部分は原音のままでしょう?」と思っていらっしゃった方、意外と多いのではないでしょうか? 実は、日本語版キャストのみなさんも、まさか自分が歌うことになるとは思っていなかったようです。

    制作スタッフによると、歌も吹き替えるという企画は、第6シーズンの終了時からすでに持ち上がっていたとのこと。今年3月から関係各所との交渉が始まり、この夏、実施のGOサインを取り付けたとのことです。

    以降は、怒濤の勢いで準備が進んでいくわけですが、踏まなければならない工程の多さは想像以上! まずは、楽曲を日本語に翻訳して使用するために現地アメリカの許諾を得てから歌詞の翻訳作業に。そして、音楽ディレクターの方による採譜(聴いた音楽を譜面にする作業)、譜割り(翻訳した歌詞を譜面に割り付ける作業)、リップ合わせ(オリジナルキャストの口の動きと歌詞を合わせる作業)、完成した楽譜を元にしたデモ歌唱の録音等々、通常の“歌のない”海外ドラマの日本語版制作にはない作業が続きます。同時に、日本語版キャストのみなさんにも歌うことへの了承をいただいた上で、歌収録のスケジュールを押さえなくてはならないし……と、とにかくやることが山積み!日本語版キャストのみなさんの方は、できあがったデモ音源を聞いた上で、各自歌のレッスンのスタートです。

    ちなみに、今回のミュージック・エピソードの主役となるカリー役の田村聖子さんは、日本語版で歌も吹き替えると決まった時点でヴォイストレーニングに通い始めたとのこと。というのも、今回田村さんが歌う曲は、2オクターブ以上の音域! 非常に難易度が高い曲のため、万全を期して臨みたいというお気持ちがあったようです。頭が下がります。
  • 収録レポート
    歌の収録現場の様子は?

    歌の収録には、本編の演出家とは別に音楽専門の演出家がつきます。今回、その音楽演出を担当されたのが、『ポーラー・エクスプレス』や『チャーリーとチョコレート工場』など海外作品の日本語吹替版の音楽演出を数多く担当されている亀川浩未さん。役者さんたちに的確なアドバイスを与えながら、時には譜割りをやり直したり、歌にした時の歌詞の分かりやすさを考慮して若干歌詞に手を加えたりしながら、丁寧に1曲1曲を録っていきます。

    「ここでは原音のボリュームを下げてオーケストラの音を大きくして歌った方が、より一層雰囲気が出る」とか「体が動くくらい歌にのめり込んで!」「喜びを表すシーンなので、笑顔で」「マイクに近付いて、マイクをなめるように歌って」といった亀川さんの言葉に、役者さんの歌の良さがどんどん引き出されていく様子は、見る者に驚きと感動を与えます。

    亀川さんいわく、こういった歌収録で最も難しいのは、歌唱と芝居のバランスを取ることだとか。歌唱の質を気にし過ぎて芝居の良さを消さないよう、両者の絶妙な合致点を見極めるのが大変ということです。映像があるだけに、役者のリップも気にしなくてはならないし、役者のセリフの声と歌声にギャップが出ないよう調整する必要もあるし…、CDの歌を録る場合とは異なって、芝居やストーリーも考慮しなければならないわけですから確かに簡単なことではありません。役者さんのその日の調子や、芝居としての歌の背景、楽曲のタイプなどにより、細かく分けて録ってみたり、ブロック単位で長めに録ってみたりと、都度方法を模索しながら、9割程度の完成度を目指して録っていくのがポイントとのこと。完璧を追及するがゆえ、テイクを重ね過ぎて悪いループに陥ってしまっては本末転倒とういわけですね。そのあたりのさじ加減は、やはりプロにしかできない仕事だなと、つくづく思い知らされます。
  • 収録レポート
    肝心の歌の方は…めちゃめちゃブラボー!

    かつて第3シーズンの第8話「心の痣」で、チャンドラ・ウィルソン演じるベイリーがすばらしい歌声を披露、日本語吹き替え版では高乃麗さんが歌を吹き替え、その美声を聴かせてくださったこと、覚えていらっしゃいますか? この時、高乃さんの歌唱力に驚かれた方も多いかと思いますが、「グレイズ」の日本語版キャストのみなさんは、高乃さん以外も歌がお上手な方ばかり。歌手としてCDを発表されているレクシー役の園崎未恵さんはじめ、このミュージック・エピソードを見込んでキャスティングが行われたんじゃないかと思えるほど粒ぞろいです。舞台で活躍されている方も多いので、声量もケタ違い! カリー役の田村さんもものすごい迫力で、その歌声を聴いたら全身に鳥肌が立つこと必至です。
    なお、話によると、今回歌う機会に恵まれなかったキャストの方の中にも、歌がお上手なキャストがたくさんいらっしゃるとか。思わずミュージック・エピソードの第2弾に期待したくなりますよね。

    というわけで、スタッフとキャストのみなさんが奮闘してくださったおかげで、今回の吹き替え版では聞き慣れているキャラクターの声で歌も楽しめることとなりました。歌だけ原音に切り替わる吹き替え版では、キャラクターのセリフの声と歌声のギャップにがっかりすることもしばしばですが、今回は、吹き替え版でも「カリーが歌ってる!」「オーウェンが歌ってる!」「レクシーが歌ってる!」と感じられるのが最大の魅力。みなさんもきっと感激されることと思います。

    ぜひ、二カ国語版と字幕版の両方を観て、日本語版キャスト、オリジナルキャストそれぞれの見事な歌声を、どちらもめいっぱいご堪能いただければと思います。どうぞOAをお楽しみに!
    #18 ミュージック・エピソード 生命のメロディー
    [WOWOWプライム][二] 11月16日(水)よる11:00
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ソングリスト
エピソード中で歌われた曲は、どれもすばらしいものばかり!
中にはグレイズ・アナトミーのサウンドトラックに収録されているおなじみの曲もありますが、
カリーたち登場人物が歌うバージョンはエピソード中のみ!気になる原曲は以下からチェックしてみてくださいね!
Song Title Singer on #18 iTunes Lylics
"Cosy in the Rocket" カリー iTunes Lylics
"Chasing Cars" カリー/オーウェン/ベイリー iTunes Lylics
"Breathe" レクシー iTunes Lylics
"How We Operate" オーウェン iTunes Lylics
"Wait" ベイリー/エイプリル/レクシー iTunes Lylics
"Running on Sunshine" カリー/イーライ/オーウェン/ヘンリー/アレックス/ベイリー/テディ/他 iTunes Lylics
"Universe & U" カリー/アリゾナ iTunes Lylics
"Grace" カリー/エイプリル/レクシー iTunes Lylics
"How to Save a Life" オーウェン/メレディス/テディ/マーク/アリゾナ/ベイリー/レクシー/他 iTunes Lylics
"The Story" カリー iTunes Lylics
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