インタビュー

高山亮介役 香川照之

ダブルフェイスは、言うまでもなく、2つの違う局が手を合わせるという、今までにない作品です。WOWOWとTBSで共同制作をし、それぞれの局で放送するという新しい手法が今回の目玉だと思います。かつてとは違ってテレビは今や他のメディアからも押されていると思います。そのような中で、今回のようなドラマが世に出るということは非常に実験的であり、新しい姿勢を見ることが出来ました。約1ヶ月半の撮影は僕にとっても非常に刺激的でした。作品の出来も非常に良質なものになっていると信じていますし、現在編集中の羽住監督の「大丈夫です」という言葉がそれを証明していると思います。皆様、楽しみにご覧になって下さい。

場面写真
Qこの作品の出演オファーを聞いた時の感想は?
西島さんと20年来の友人ですが、ちゃんと共演するのは初めてだったので、一緒に演じることも非常に楽しみで、興味深いと思いました。
Q共演してみて、お互いの演技や役者としての印象、現場での印象を教えて下さい。
西島さんは、ずっとストイックな方だと思っていましたし、今回もさらにストイックさを倍加させた作品となりました。演技、肉体も含めて贅肉がない方です。そこが、僕には取ろうとしても取れない宝をもっている。深い会話をするシーンでは、僕はゆらゆらとしている感じですが、西島さんは体に小さな意志をグッと持っているような芝居をされている。監督にとってこういうシンメトリーは面白いだろうな、と考えながら演じさせて頂きました。
Q撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
テレビのドラマを撮っているにもかかわらず、監督はモニターの前に一切座らない、というやり方が、僕にとっては一番刺激的なやり方でした。この作品を羽住監督に撮っていただいたことが、僕にとっては非常に財産でした。現場で見る監督の姿勢は映画そのものです。
テレビでも映画でも、セリフや芝居というものは実はかすんでいて、空気を映すものだと僕は信じています。その空気をどうするかということに、非常に興味を持ち、現場に入るときはその空気を操りたいと思っているのですが、今回の羽住監督のチームはプロフェッショナルであると同時に、非常に仲がよく、そこをいじる必要がない。芝居に集中できる、非常に楽な現場でした。
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