1999年に開催された「クリスマス・イン・ウィーン」。ドミンゴ、カレーラス、パヴァロッティの3大テノールが集結し、賛美歌からジョン・レノンの楽曲まで歌い上げる。
プラシド・ドミンゴ、ルチアーノ・パヴァロッティ、ホセ・カレーラス。傑出した3人のテノール歌手が一堂に会し競演する「3大テノール」は、オペラファン、声楽ファンにとって夢のようなイベントだった。中でも、1999年12月23日にオーストリアのウィーン・コンツェルトハウスで行なわれたコンサートは、3大テノールによる唯一のクリスマスコンサートとして記憶されている。賛美歌や定番のクリスマスソングはもちろん、「アメイジング・グレイス」などのトラディショナルソング、そしてジョン・レノンの「ハッピー・クリスマス/戦争は終わった」まで多彩な選曲も話題になったこのコンサートの模様をお届けする。時にしのぎを削り、時に調和をとりながら歌を紡ぎあげる3人の歌唱は、クリスマスシーズンを美しく彩る。パヴァロッティの死去により、もう再演はありえなくなった3人の雄姿は、やはり見逃せない。
収録日・収録場所
- 1999年12月23日/オーストリア・ウィーン ウィーン・コンツェルトハウス
楽曲情報
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White Christmas(ホワイト・クリスマス)
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Let It Snow(レット・イット・スノウ)
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O Tannenbaum(もみの木)
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Ay!Para Navidad(あぁ クリスマスには)
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Tu Scendi Dalle Stelle(あなたは空から降りてくる)
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Carol of the Drum(リトル・ドラマー・ボーイ)
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Ave Maria, dolce Maria(アヴェ・マリア、優しきマリア)
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Wiegenlied(子守歌)
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Jingle Bells(ジングル・ベル)
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Children of Christmas(クリスマスの子供たち)
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La virgen lava panales(幼な子と聖母)
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I’ll Be Home for Christmas(クリスマスを我が家で)
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Adeste Fideles(神の御子は今宵しも)
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Cantique de noel(さやかに星はきらめき)
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Amazing Grace(アメイジング・グレイス)
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Feliz Navidad(幸せなクリスマス)
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Silent Night(きよしこの夜)
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Pregaria(祈り)
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Winter Wonderland(ウィンター・ワンダーランド)
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Wiegenlied(子守歌)
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Sleigh Ride(そりすべり)
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Susani(スザニ)
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Un Nuevo Siglo(新しい世紀)
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Dormi, O bambino(眠れ、幼な子よ)
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Happy Christmas/War is Over(ハッピークリスマス/戦争は終わった)
出演
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出演プラシド・ドミンゴ
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出演ルチアーノ・パヴァロッティ
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出演ホセ・カレーラス
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演奏ウィーン交響楽団
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演奏グンポルツキルヒェン少年少女合唱団
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指揮スティーヴン・メルクリオ