ドキュメンタリー
ノンフィクションW 漫画で人間社会を問う 〜東北の異端・いがらしみきお〜

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ノンフィクションW 漫画で人間社会を問う 〜東北の異端・いがらしみきお〜

1986年から連載中の「ぼのぼの」で知られる、仙台を拠点に活躍する漫画家いがらしみきお。異色作を次々と生み出し、東日本大震災を経験した彼の創作過程に密着。

「誰も見たことがないすごいものを描きたい」そう語るのは、宮城県を拠点に活動する漫画界の巨匠・いがらしみきお(60歳)。「ぼのぼの」で広く知られる一方、近年は「かむろば村へ」「I[アイ]」「羊の木」などの衝撃作を次々と発表している。彼は、漫画界を代表する栄誉である手塚治虫文化賞の最終候補作品に史上初の2年連続で2作品がノミネートされたほか、2014年は文化庁メディア芸術祭マンガ部門の優秀賞に選出、「かむろば村へ」の映画化など、時代への違和感をベースに異色作を生み出し続けている。そのスタイルは熱烈な支持がある一方で反発も少なくないという、まさに異端の存在だ。
自身も仙台で東日本大震災を経験、惨状を目の当たりにした。そんないがらしが今取り組んでいる連載が、宮城県の海辺の町を舞台に震災の3年後から始まる「誰でもないところからの眺め」。復興とは、元に戻すことにすぎないのか―。「集大成の作品になる」と語るその創作に密着し、東北の異端の神髄に迫る。

ノンフィクションW 漫画で人間社会を問う 〜東北の異端・いがらしみきお〜

1986年から連載中の「ぼのぼの」で知られる、仙台を拠点に活躍する漫画家いがらしみきお。異色作を次々と生み出し、東日本大震災を経験した彼の創作過程に密着。

宮城県仙台市を拠点に活動する漫画家、いがらしみきお(60歳)。記録的ヒットを誇る「ぼのぼの」で広く知られているほか、2015年春に映画版が公開の「かむろば村へ」、手塚治虫文化賞に2年連続ノミネートされた「I[アイ]」、山上たつひこ原作の「羊の木」など、“時代への違和感”を初期衝動とし、常に刺激的な作品の数々で幅広い層から熱烈な支持を受けている。
番組は、いがらしみきおの創作過程に密着。新連載「誰でもないところからの眺め」は、2011年3月11日の東日本大震災で津波により大きな被害を受けた町を舞台に、発生の3年後から物語が始まる。「町や自然が復興していくことは良いことには違いない。しかしそれは震災や津波がどんどん風化していくことでもある。“元に戻す”ことしかできないのだろうか?人間は変われないのか?われわれの文明社会とはなんなのか?」漫画を超えた世界を生み出すべく格闘する巨匠の姿を追う。

出演

  • 出演
    いがらしみきお
  • 語り
    土屋裕一
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