クラシック音楽界の革命児、オルガン奏者のキャメロン・カーペンター。長年の夢だった世界中を移動可能な彼専用のツアリングオルガンを使った初プライベートコンサート。
オルガンの常識を破る超絶的な演奏テクニックと高度な編曲センス、まるでロックスターのような衣装で観客を魅了するショーマンシップから、“オルガン界の革命児”とも“クラシック音楽のタブーを破る男”とも言われるキャメロン・カーペンター。その強烈な個性ゆえ、クラシック界に賛否両論を巻き起こしている。彼は、11歳でバッハ「平均律クラヴィーア曲集」を弾きこなし、高校時代にはマーラー「交響曲第5番」など100曲以上をオルガン用に編曲するなど早くから非凡な才能を発揮してきた。2006年にジュリアード音楽院の修士号取得後に発表した1stアルバム『革命~レヴォリューショナリー』はオルガンとして初めてグラミー賞にノミネートされている。そんな彼が、長年の夢だった“動かせる”パイプオルガンの製作に成功。数年の歳月をかけやっと手に入れた「ツアリングオルガン」で初めて行なった2013年のプライベートコンサートをお届けする。
収録日・収録場所
- 2013年11月/アメリカ・マサチューセッツ州メシュエン メシュエン・メモリアル・ミュージック・ホール