ドキュメンタリー
ノンフィクションW SACRED~いのちへの讃歌

ノンフィクションW SACRED~いのちへの讃歌
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世界中に数多存在する祭りや儀式、巡礼など”聖なる人々の営み”を集め、それらを”人種・国籍・宗教を超えた、ひとりの人生の物語”として紡いだ珠玉の一大映像抒情詩。

監督を務めたのは、社会派のドキュメンタリー監督として知られるトーマス・レノン。中国の農村部で猛威を振るうエイズ問題に焦点を当てた「The Blood of Yingzhou District」で第79回アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞したほか、エミー賞やピーボディ賞など受賞歴多数で、絶えず国際社会の問題に鋭くメスを入れる作品を制作してきた。この作品は、説明のナレーションや専門家による解説を一切排除し、人々の息遣いや肉声を最大限に活かした映像演出を試みている意欲作だ。

ノンフィクションW SACRED~いのちへの讃歌

世界中に数多存在する祭りや儀式、巡礼など”聖なる人々の営み”を集め、それらを”人種・国籍・宗教を超えた、ひとりの人生の物語”として紡いだ珠玉の一大映像抒情詩。

“人は、なぜ祈るのか?”という普遍的なテーマを、ニューヨークを中心とした世界各地40ものカメラクルーの撮影した映像をもとに紡いでいく映像叙情詩を放送する。本作は、WOWOWとアメリカの公共放送網PBSの代表格である放送局WNETとの共同制作で、第29回アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭パノラマ部門へ正式出品したほか、第29回東京国際映画祭でワールドプレミア上映された。
宗教的憎悪が世界中でニュースの見出しとしてはびこる今日においてなお、国・地域を問わず人々が人生の大切な節目や危機に接した際、信仰によりどころを求めるのはなぜか?という問いに迫る。
番組は、日本に古くから伝わる、7年で1000日かけて比叡山の峰々などを巡礼する「千日回峰行」から始まる。その後、出産直後の赤ちゃんに祈祷するエジプトの父親の姿、割礼や洗礼といった幼児期の儀礼、ミャンマー、イスラエル、インドでの成人の儀式、結婚、成人期の試練、死にまつわる儀式など、人生の流れに沿い映像が連なる。中にはシエラレオネでエボラ出血熱の流行に端を発した信仰の危機、自らの体に痛みを施すフィリピンの苦行者、米国の終身刑囚に信仰が与える慰めといった、人々が信仰に向き合う瞬間を捉えた映像もある。そして再び現在、過去、未来を巡る意味を持つ「千日回峰行」が、人生を象徴するように映し出され番組は締めくくられていく。

出演

  • 釜堀浩元(千日回峰行 行者)
  • ハキム・イクバール
  • キャロリン・ヘス
  • エラッド・ヤナ
  • タンヴィ・ニンブル

スタッフ

  • プロデューサー/監督
    トーマス・レノン
  • エグゼクティブ・プロデューサー
    ウィリアム・ベイカー
  • エグゼクティブ・プロデューサー
    ジュリー・アンダーソン
  • エグゼクティブ・プロデューサー
    中嶋雷太
  • チーフ・プロデューサー
    内野敦史
  • 共同プロデューサー
    ジェシカ・ウォルフソン
  • 音楽
    エドワード・ビロウス
  • 編集
    メーヴ・オーボイル
  • 編集
    ニック・オーガスト=ペルナ
  • 担当エグゼクティブ
    スティーブン・セガラー
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2009年4月以前に映倫審査を受けた作品で、PG-12指定(12歳未満は保護者同伴が望ましい)されたもの
劇場公開時、PG12指定(小学生以下は助言・指導が必要)されたもの
2009年4月以前に映倫審査を受けた作品で、R-15指定(15歳未満鑑賞不可)されたもの
R-15指定に相当する場面があると思われるもの
劇場公開時、R15+指定(15歳以上鑑賞可)されたもの
R15+指定に相当する場面があると思われるもの
1998年4月以前に映倫審査を受けた作品で、R指定(一般映画制限付き)とされたもの