「ふたりのベロニカ」などの名匠K・キェシロフスキ監督がフランス国旗を構成する3色、青=自由、白=平等、赤=博愛をテーマに作り上げた3部作の最終編で、最後の作品。
スイスのジュネーブ。大学に通う傍ら、モデルの仕事をしている女性、バランティーヌ。ある晩、ドライブの途中、誤って犬をはねてしまったことから、彼女は初老の男性ケルヌと知り合う。元判事のケルヌは極度の人間不信に陥り、いまや一日中、家に引きこもって近所の家をひそかに盗聴するのを唯一の楽しみにする、孤独でわびしい隠遁生活を送っていた。互いに顔を合わせるようになり、次第に2人の生活にも変化が生じていくが……。作品データ
- 原題/Trois Couleurs:Rouge
- 制作年/1994
- 制作国/フランス/ポーランド/スイス
- 内容時間(字幕版)/100分
- ジャンル/ドラマ
出演
役名 | 役者名 |
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バランティーヌ | イレーヌ・ジャコブ |
ジョゼフ・ケルヌ | ジャン=ルイ・トランティニャン |
カリン | フレデリック・フェデール |
オーギュスト | ジャン=ピエール・ロリ |
写真家 | サミュエル・ル・ビアン |
スタッフ
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監督クシシュトフ・キェシロフスキ
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製作マラン・カルミッツ
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脚本クシシュトフ・キェシロフスキ
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脚本クシシュトフ・ピェシェヴィチ
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撮影ピョートル・ソボシンスキ
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音楽ズビグニエフ・プレイスネル