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トリコロール/青の愛

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トリコロール/青の愛

ポーランド出身の世界的人気監督K・キェシロフスキが、フランス国旗を構成する3つの色、青=自由、白=平等、赤=博愛をテーマに作り上げた、ユニークな3部作の第1作。

1980~90年代、「殺人に関する短いフィルム」や「デカローグ」(元々はTVドラマ)などで瞬く間にヨーロッパを代表する人気監督の座に上り詰めた、ポーランド生まれの名匠K・キェシロフスキ。彼が、ヨーロッパ統合への動きが加速していた1990年代前半、3人の人気女優を各作品のヒロインに据え、三者三様の愛の形を紡いだユニークな連作が、この「トリコロール」3部作。第1弾となった本作は第50回ヴェネチア国際映画祭で最高の栄誉、金獅子賞に輝き、ヒロイン役のJ・ビノシュも主演女優賞に輝いた。

トリコロール/青の愛

ポーランド出身の世界的人気監督K・キェシロフスキが、フランス国旗を構成する3つの色、青=自由、白=平等、赤=博愛をテーマに作り上げた、ユニークな3部作の第1作。

不慮の交通事故で愛する2人、作曲家の夫パトリスと幼い娘アンナを一度に失った女性ジュリー。悲しみに打ちひしがれた彼女は、それまで家族で暮らしていた田園地帯の屋敷を引き払い、パリでまったく新しい生活を始めるが、なかなか心の隙間を埋めることができない。ある日、ジュリーは生前の夫に、実はサンドリーヌという愛人がいて、そんな彼女が夫の子どもを身に宿しているという意外な事実を知り、激しく動揺するが……。

作品データ

  • 原題/Trois Couleurs:Bleu
  • 制作年/1993
  • 制作国/フランス/ポーランド/スイス
  • 内容時間(字幕版)/99分
  • ジャンル/ドラマ

受賞歴

  • 第50回(1993)ヴェネチア国際映画祭金獅子賞「クシシュトフ・キェシロフスキ」
  • 第50回(1993)ヴェネチア国際映画祭女優賞「ジュリエット・ビノシュ」

出演

役名 役者名
ジュリー ジュリエット・ビノシュ
オリヴィエ ブノワ・レジャン
ジャーナリスト エレーヌ・ヴァンサン
サンドリーヌ フロランス・ペルネル
ジュリーの母親 エマニュエル・リヴァ
パトリス ユーグ・ケステル
ルシール シャルロット・ヴェリー

スタッフ

  • 監督
    クシシュトフ・キェシロフスキ
  • 製作
    マラン・カルミッツ
  • 脚本
    クシシュトフ・キェシロフスキ
  • 脚本
    クシシュトフ・ピエシェヴィッチ
  • 撮影
    スワヴォミール・イジャック
  • 音楽
    ズビグニエフ・プレイスネル

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