イタリアの名匠L・ヴィスコンティ監督が生み出した、豪華絢爛たるメロドラマの傑作。敵国の青年将校と激しい恋に落ちた、イタリアの伯爵夫人の苦悩と悲哀を格調高く描写。
1866年、オーストリア支配下のヴェネチアの劇場でオペラ「イル・トロヴァトーレ」の公演が開かれるが、オーストリアの支配に反発するイタリア人たちが興奮に駆られて騒ぎだして大混乱に。そこに居合わせたイタリア統一を目指す地下組織のリーダー、ロベルトはオーストリアの青年将校フランツと激しく対立。ロベルトのいとこにあたる伯爵夫人リヴィアは、彼らの対立を和らげたいと願うが、やがてフランツと密会を重ねだし……。作品データ
- 原題/Senso
- 制作年/1954
- 制作国/イタリア
- 内容時間(字幕版)/124分
- ジャンル/ドラマ
出演
役名 | 役者名 |
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リヴィア・セルピエーリ伯爵夫人 | アリダ・ヴァリ |
フランツ・マーラー中尉 | ファーリー・グレンジャー |
ロベルト・ウッソーニ侯爵 | マッシモ・ジロッティ |
セルピエーリ伯爵 | ハインツ・モーク |
クララ | マルチェッラ・マリアーニ |
ラウラ | リーナ・モレッリ |
ボヘミアの士官 | クリスチャン・マルカン |
ルーカ | セルジョ・ファントーニ |
スタッフ
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監督ルキノ・ヴィスコンティ
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脚本ルキノ・ヴィスコンティ
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脚本スーゾ・チェッキ・ダミーコ
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脚本カルロ・アリアネッロ
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脚本ジョルジョ・バッサーニ
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脚本ジョルジョ・プロスペーリ
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撮影G・R・アルド
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撮影ロバート・クラスカー