Part1 ハリウッドへ

Part1 ハリウッドへ 写真1

時差ボケによる眠気に堪えながらハリウッドの空を見上げる花くま氏。
カリフォルニアには珍しい鈍曇りがむしろオレデミーには相応しい。

Part1 ハリウッドへ 写真2

軽やかに横断歩道を渡る。あまりに軽やか過ぎて写真もブレてしまった…。
しかしながら、その映画への愛はけしてブレない。交通ルールももちろん守る。

Part1 ハリウッドへ 写真3

見やすいし、わかりやすいと、観光客にも人気。この親切心が人を集める。

Part1 ハリウッドへ 写真4

ようやくハリウッドを発見し、ホッと一息の花くま氏。左手は看板を指しているのではなく、手の甲を冷やしているところ。つねに沈着冷静!

Part1 ハリウッドへ 写真5

とりあえずハリウッドの前で記念撮影。その瞬間、ものすごい大声をあげる花くま氏。

Part1 ハリウッドへ 写真6

とにかく両手を揚げ続ける花くま氏。オレデミーだからこそ、まずはハリウッドにオレをアピールすることが重要なのだ。

Part1 ハリウッドへ 写真7

それにしても腕を上げ過ぎなのでいい加減降ろすよう説得。恐るべしハリウッド。冷静沈着な男をかくも見事に浮ついた気持にさせるとは!

Part1 ハリウッドへ 写真8

説得する言葉が強過ぎたためテンションが急下降する花くま氏。せっかくのハリウッドなのに、テンションを下げるようなことをしてしまい激しく反省。

Part1 ハリウッドへ 写真9

素直にこちらが謝るとすかさず手を挙げるのくり返し。この無為なやりとりは、ある種のハリウッドによる洗礼に違いない。ハリウッドカルチャーショック!

Part1 ハリウッドへ 写真10

ハリウッドでのオレデミー賞発表の瞬間、いきなり鬼のように猛烈な感じでマシンガントーク。映画への尽きない愛情が溢れ出す瞬間。

Part1 ハリウッドへ 写真11

そして、
スッキリ!

撮影協力
ハリウッドスター 千葉店
043-221-4500
千葉県千葉市中央区本千葉町2-13 石渡ビルB1F
http://ksnetwork.com/chain/holly_wood_star/chiba/index.html

インタビューを読む

Part2 オレデミー賞発表!

_ついにハリウッドに来ましたけど・・・・花くまさんはハリウッドは初めて?

初めてですね、ハリウッドは。
アメリカは、ニューヨークとかロスとかけっこう行ってますけど。
夢は大陸横断で、ルート66とかクルマでいきたいんですよ。

_いいですよね、ルート66ルート66シカゴからサンタモニカを繋ぐアメリカの国道66号線。人々はかつてこの道路を使って旅をした。ロードムービーや、音楽の中に象徴的にこのルート66が登場することがある。をずーっといくって。

唯一の不安は英語が中途半端なことと、途中でクルマが壊れたらどうしたらいいかってことですね。

_具体的だなぁー(笑)

いろいろ大陸横断するシミュレーションはしているんですよねー。

_大陸横断の映画って名作がいっぱいありますよね。

小学4,5年くらいのときに、学年がひとつ上の近所の子になぜか一人だけお金を持っている子がいて、気前よく映画をおごって連れて行ってくれたことがあって、それが「激走!5000キロ激走! 5000キロ1976年公開。ニューヨークからロスへの大陸横断映画。「ガムボール!」、これがレーススタートの合図。」かなー。
キャノンボールキャノンボール1981年公開。コネティカットのダリーンからロス郊外のレドンドビーチまで。ファラ・フォーセットの金髪が揺れる! 役名はパメラというのもそそられます。」とかやる前の映画で、アメリカ横断レースみたいな映画なんですけどね。

_それが最初の原体験?

そうですね。あと映画とかドラマとか、僕らの頃って外国=アメリカだったから、外国=アメリカの憧れのイメージが刷り込まれてる。アメリカの風景がいちばん好きですよね。

_話しは戻りますが、じゃあ、駄菓子をおごってもらう感覚で、小学生の頃に近所の子に映画をおごってもらった経験があるんですかぁ。恵まれてますねー。

同じ団地でみんな貧乏なはずなのに、その人だけお金を持っていて。親のお金だったのかわかんないですけど。

_そして、そこで観た大陸横断モノが花くまさんの映画原体験なんですね。

普通にね、ドラマとか観てもぜんぶアメリカのだったから、いまだに75年くらいから80年くらいまでのアメリカの風景とか、ぐっときますね。
イージー・ライダーイージー・ライダー1969年公開。アメリカンニューシネマの開幕を告げるような最強のオープニング。バイクに乗れない男をワイルドにする魔力は未だに衰えない。」とかもっと早いですけど、ポスターとか見ているだけで、なんかキュんとしちゃうとゆーかね。
いまだにオープニングとかの曲が流れて、タイトルが出るところとか、ゾクゾクしますよねー。
いつかは1回横断してみたいな…グランドキャニオンとか普通にいってみたい…。

(しばし、妄想…)

_そんなわけで、ハリウッドまでわざわざやってきたので「オレデミー賞」です。
ノミネーションもされないような名作が実はアメリカ映画っていっぱいあると思うんですよ。今回はそんな作品を花くまさんにお聞きしたいです。まずは助演女優賞からいきましょうか?

助演から?

_はい。どんな感じの発表にします? おまかせしますけど。

だらだらいきます。でも、どうしよーかなぁ…。作品賞からのほうがいいかな。

_では本家とは真逆にオレデミー賞の作品賞からお願いします。

作品はねー、候補が3つあって、「宇宙人ポール宇宙人ポール2011年公開。イギリスとアメリカ、両国のボンクラたちがタッグを組んで製作した奇跡の映画。ペグとフロストの脚本をグレッグ・モットーラが監督したことに童貞映画ファンは感涙するはず。クリックすると下記の関連サイトが開きます。
http://paulthemovie.jp/
」か、「スーパー!スーパー!2011年公開。主演のレイン・ウィルソンがプロデュース。ハリウッドの無表情枠に座ってすでに10年のレインが愛した珠玉の名作。クリックすると下記の関連サイトが開きます。
http://www.finefilms.co.jp/super/
」か、「ラブ・アゲインラブ・アゲイン2011年公開。もはや説明はいらない。この映画の脚本は「カーズ」を手がけたダン・フォーゲルマン。ピクサーの脚本1000本ノックに耐えた男は違う。クリックすると下記の関連サイトが開きます。
http://wwws.warnerbros.co.jp/crazystupidlove/
」。この3つが候補で、1つ選ぶとしたら、WOWOWって感じもあるし、「ラブ・アゲイン」かなー(笑)

_なるほどー、そこいきましたね。WOWOWぷらすとWOWOWぷらすとエンターテインメントコンテンツを深堀する配信番組。ダイノジの大谷ノブ彦、マキタスポーツが司会を務める。童貞マインドなら、どこにも負けない! 月から金、18時30分頃から。クリックすると下記の関連サイトが開きます。
http://www.ustream.tv/channel/wowow-webch
のスタッフがみんな「ラブ・アゲイン」オシまくってましたからねー。

あと、アカデミー賞ってコメディがほとんど入らないじゃないですか。そういうのもあって…でも受賞してもおかしくないと思うんですよね。「ラブ・アゲイン」は見た人はわかると思いますけど、すべてが素晴らしい。本当によくできているんで。

_日本ではなかなか恵まれた公開環境ではなかったと思います。

そういうのもあってね、1番の賞をあげたいなーって。

_花くまさんのオレデミー作品賞にこの作品を選んだ一番の理由は?

そうですね。作品賞ってくらいだから、いろんな意味でカンペキなのがいいなって思って。「ラブ・アゲイン」はキャラクターが全員いいし、脚本もいいし、音楽もいいしね。お年寄りから若い人まで誰が見ても、納得いく面白さじゃないですか、これは。だからまあ、「ラブ・アゲイン」かなと。

_おそらく予算も少なくて、大きな規模の作品ではないですけど、バランスが凄くいい作品でしたよね。

そうですね。何年か前に「リトル・ミス・サンシャインリトル・ミス・サンシャイン2006年公開。インディ系の映画祭で評判を呼び、最後にオスカーを受賞。まさにロードムービーを地で行く旅を映画自体も体験。クリックすると下記の関連サイトが開きます。
http://movies.foxjapan.com/lms/
」が良くて、あれもいろいろ賞取ってましたけど、「リトル・ミス・サンシャイン」もカテゴリでいうとインディー映画なのかな?日本の映画と比べたらメジャーな予算でしょうけど、あれも良かったんですね。ちょっと似た感じを「ラブ・アゲイン」には感じました。「リトル・ミス・サンシャイン」の最後のダンスコンテストのシーンで、みんながワッと出てあのコンテスト自体をちょっとカオスにするじゃないですか。あれと「ラブ・アゲイン」の最後の卒業式シーンにお父さんが出て来るところとか似ているし、家族全体の話だし、あとキャストも両方スティーヴ・カレル。それと両方とも長男の髪型が似てるっていう。あのモサッとした(笑)

_なんで両方モサッとした髪型モサッとした髪型自意識同様の伸び放題がポイント。
「いっそのこともっと伸ばして顔を隠してしまいたい」という世界共通の童貞ヘア。
そんな髪型の青年をみたら、そっとしておくことが大事。
なんでしょうね?

あーいうー映画には…つきものですよね。

_ハッピーにさせるチカラが「ラブ・アゲイン」ってありました。それから広げた風呂敷をいかに回収するかというアイデアがスクリプトに満載でしたね。

回収の気持ちよさったら。とくに最後、ビンタがよかった。ビンタの回収のあとに、写真の回収があって。あと、おおまかに言うとプレイボーイだった彼が本来コーチしてたんだけど、結局変えられたのは彼だったっていうのもあるし。
終盤の庭のシーンで、時間的に、ここでクライマックスにするのかなって思ったら、さらに一旦めちゃくちゃにしたじゃないですか。どう終わらせるのかなって思ったら、卒業式であんなことがあるし、
見事だった見事だった登場人物がなんらかの成長をする。それがハリウッド映画の定石。その定石をいかに裏切り、逆にいかに期待に応えるのか、それがフィルムメーカーの悩みどころ。

_花くまさんって、回収の仕方が上手な映画がお好きですよね?

意識はしてないですけどね。基本的には何だかんだ、むちゃくちゃに進んでって、ちょっと成長して、最後いい感じで終わるってなるのが、だいたいアメリカン・コメディですよね。それだけで満足っていうか、気持ちいいんです。「ラブ・アゲイン」は、あんだけ色々上の世代と真ん中の世代と子供の世代で、3世代の恋愛がぐちゃぐちゃになって、近所も絡んで、それが一旦ひっくり返すくらいゴチャゴチャになって、それがまた最後にまた上手くまとまったっていう。そんな気持ちよさがありました。

_「ラブ・アゲイン」って邦題はどう思いましたか?

変なタイトルになってしまいましたよね。日本のドラマみたい。
どうせ宣伝しないんだったら、原題のままの作品で行ってもらったほうがいいですよね。

_僕らは、花くまさんっていうフィルターを信じて、花くまさんが面白いって言っているので、これは観に行かなきゃって「ラブ・アゲイン」を観に行ったタイプなんです。

なんかね、これは(宣伝があまりないことが)今回歯痒かったですね。だからTwitterでもウザイことつぶやいちゃったりしちゃいましたけどね。
公開してくれたことはありがたいですけどね。でも普通にあれが、他の映画と同じ宣伝量だったら、もっとみんなに知れ渡ったんですけどね。

_「EasyAEasy A日本未公開。DVDスルーとなったエマ・ストーン主演映画。邦題のタイトルは「小悪魔はなぜモテる?!」。」は残念でしたよね。DVDスルーになっちゃいましたよね。

DVDになったとき一番イヤなのは便乗タイトルが嫌なんですよね。

_日本で流行ってる映画やドラマに被せたりとかね。

それがね、その元になっているのが、凄くいい、完全に面白いってやつの便乗タイトルならいいんだけど、ただヒットしているだけのは…。結果的に、便乗元より下ですよって蔑んでいる感じじゃないですか。有名なところでは、「ナポレオン・ダイナマイト」がホントにくやしいです!

_よく海外の人たちとコミュニケーションするときに、映画のタイトルが違ってて困ることあってありませんか?

あります。

_あれって、ちょっとした国際問題ですよね(笑)

「あれ見た?」とか言っても通じないんですよ。
普通につければいいっていうのが、もうそろそろ根付いてもいいなって。

_さて、話しがどんどん脱線しながら(笑)、続いては、監督賞の発表をしていただければ。オレデミー賞 監督賞の発表です。

監督賞は、グレッグ・モットーラグレッグ・モットーラ不朽の名作「スーパー・バッド童貞ウォーズ」、そして「アドベンチャーランドへようこそ」を監督。2年に1本のペース。次回作は2013年か!?監督。「宇宙人ポール」ですね。

_なるほどなるほど。

作品賞で選ばなかったのもあるし、あと、この監督の映画が日本では初めてスクリーンで観られたっていうのがあるんで、グレッグ監督にいこうかなと。

_何が、監督としてよかったんですかね。

「宇宙人ポール」は僕にととってはオールスター映画っていうか、イギリスのあの二人あの二人サイモン・ペグとニック・フロストのイギリス人俳優。エドガー・ライトが監督した「ショーン・オブ・ザ・デッド」から、このコンビがスタート。がイギリス代表で来て、アメリカからセス・ローゲン、クリステン・ウィグ、あとビル・ヘイダービル・ヘイダーボンクラ映画のアニキ的存在。この人を映画の中に見つけたらまず間違いない。
脇役に徹する姿勢も良し。今後のアメリカンコメディ最重要キャストのひとり。
とか、そういうアメリカの今面白い映画にほとんど出ている主要メンバー。そして、このイギリス、アメリカの最強ボンクラチームをまとめて監督したのが、この「アドベンチャーランドへようこそアドベンチャーランドへようこそアメリカの高校生を経験したことがないはずなのに、ついつい夏休みのバイトをした気になってしまう名作。アメリカに行っても負け組であろう人必見。」と「スーパーバッドスーパー・バッドプロデューサー、ジャド・アパトーのもと集結した最強キャストとスタッフが作り上げる童貞ファンタジー。飯3杯、お代わり可能!」っていう凄い傑作をつくったグレッグ・モットーラ監督が、このメンバーで映画を撮るっていうことで・・・この面子で。本当、夢のオールスター映画です。僕にとっては。

_まさしく、その通りですね。

なおかつ、見たらやっぱり出来はいいし。やっぱりこの監督の作品は、みんなキャラがいいんですよね。そのキャラを映画の目が、やさしく映してて、それが映画になってるんです。この世界観はいいなって思って。あとエンディングでも素晴らしい。この監督は「スーパーバッド」のエンディングが凄いじゃないですか。あと、「アドベンチャーランドへようこそ」のエンディングもいいし、今回の「宇宙人ポール」もいいし。エンディングで選ぶ曲とそこに映っている映像との一体感の気持ちよさが今回も発揮されていて、すごくよかったです。

_「『宇宙人ポール』、よかった」っていう人には、残りの2本も見て欲しいっていうのがありますよね。

まあ、イギリスの二人のあれが強いから、みんな最初エドガー・ライトエドガー・ライトイギリスが誇る若き才能。意外と本人もイケメン。が監督と思ってる人が多いんですよね。でもエドガー・ライトが撮っても面白かったと思うけど、また違う面白さになってたと思うんです。なんか、とがった感じになってたと思うですけど、今回グレッグ監督がやると、あったかい世界もあって、エンディングの気持ち良さもあるし、凄いマイルドな感じなんですね。

_そうですね。エドガー・ライトが監督だと、イギリスとアメリカの文化的なギャップみたいなものにもっとフォーカスされたのかなって気がしますね。

なんかもうちょっとイビツな、とがった面白さをやるかなあと。グレッグ監督のは、マイルド。なんか本当いい感じで映画館を出るっていうのがね。

_ということでオレデミー賞の脚本賞なんですがですねどうでしょうか。

脚本はやっぱ「ラブ・アゲイン」かなぁ。

_脚本のうまさはピカイチでしたね。

見事ですね。
久しぶりにこの脚本家脚本家ダン・フォーゲルマン。の次の作品がみたいなって思うものがありますよね。
監督とかやるんじゃないかなぁこの人…。

_見事脚本賞の「ラブ・アゲイン」ですが、今のところ2冠ですか。

すごいじゃないですか!

_主演男優賞いいですか?

主演賞もスティーヴ・カレルスティーブ・カレル「40歳の童貞男」で世界中にその存在を知らしめたコメディアン。ウェルメイドな作品に多数出演。コメディ映画ファンからの信頼も厚い。なんですよ。
スティーヴがこの年日本だと「ラブ・アゲイン」と「奇人たちの晩餐会 USA奇人たちの晩餐会 USAフランス版と、そのリメイクであるアメリカ版の二つがある。禁断のテーマだけに、観る者の笑いのセンスを試されるところあり。」「デート&ナイト」この3本がすごい面白かったから主演は・・・スティーヴかなぁと。

_日本でスティーヴ・カレルって人気ないじゃないですか…この理由ってなんですかね?

スティーヴ・カレルだけじゃなくて、洋画はあんまり若い人に観られてないってだけだと思うんですけどね。
普通にみんなこの映画観ていたらね。面白がると思うんですけどね。
スティーヴ・カレルとか、ウィル・フェレルウィル・フェレルテンション系の芝居の中に独特のインテリジェントを見せる怪優。素顔はいたっておとなしいという話しも。とか、もっと盛り上がってほしいですけどよね。

_以前、花くまさんがTwitterであのスティーヴ・カレルが映画の中盤以降、長台詞を言うところが奇跡的なシーンになってるって、つぶやかれてましたね。

「ラブ・アゲイン」と「奇人たちの晩餐会 USA」の二つとも終盤に彼が発表する場面でなんかこう映画の力が動いてくるところが見えますよね。

_続いて、主演女優も聞かせていただきたいんですけど。

主演女優がね…迷ってるんですよ。ミラ・クニスミラ・クニスかつてマコーレー・カルキンをつき合っていたことがある。この面白エピソード、ひとつ取っても、信用出来る若手女優。かなぁ…。
「ステイ・フレンズ」って映画はよかったからもっと脚光を浴びせたいなぁって思ってミラ・クニスを主演でって思ったんですよね。

_ミラ・クニスは今後どんどん来ますよね。

エマ・ストーンとミラ・クニスはね。若手二大女優として。うん。

_あ〜ここは本家のアカデミー賞とかぶりますねー。

じゃあ、ミラ・クニスにしよう(笑)
一見すると、あんまカワイイ顔じゃないですよね。でも逆にカワイらしいコを演じるとグッときますねー。

最初にいいなと思ったのは「寝取られ男のラブ・バカンス」。それのホテルで働いてる女の子がミラ・クニスで。あんときスゲーかわいいなぁと思ってて。
でも名前とか覚えられなくて、「ブラック・スワン」の時最初ね、わかんなかったんですよその人だってのが、後から「あっあの時のあの人だ」って思いました。

_一方、助演男優賞はどうでしょうか?

助演はね、もうケヴィン・ベーコンケヴィン・ベーコンその出演作品の多さからハリウッドでは「共演経験がある」、もしくは「共演経験した人物と共演した」ことがある俳優の指数をベーコン指数と呼ぶ。なお、そのベーコン指数を持つ役者の数は現在110万人もいるんだとか。が鉄板ですね。
最初「X-MENX-MENここでいうところの「X-MEN」は2011年公開の「ファースト・ジェネレーション」。クリックすると下記の関連サイトが開きます。
http://movies2.foxjapan.com/xmen-fg/
」で世界的な悪をビンビンに演じて、そのあと「スーパー!」で今度は町レベルのワルをビンビンに演じて。まぁこの2つでやられちゃうじゃないですか。「ラブ・アゲイン」では、しょぼくれた顔で出てきたから、それだけでおかしくて。
それでも、DNAとして人妻を寝取るのはまだ残っているから。「ラブ・アゲイン」でも人妻を寝取ったけど、でももう顔はしょぼくれてましたよね。覇気のない感じで(笑)。去勢された犬みたいな感じでそういう味わいがありましたよね。まぁ「ラブ・アゲイン」のケヴィン・ベーコンは無駄使いだったっていう声はね、たくさんありますけどね。でもバランス的にはいいかなって思うんですよね。

_あの役はケヴィン・ベーコンしか演じられないんじゃないかっていう(笑)

なんかね〜顔もよかったんですよね〜。 ほんとその前の映画はねもっと覇気のあるビンビンな感じだったのに、なんか本当しょぼくれた感じだったからねぇ。

_今後やっぱりケヴィン・ベーコンが出ている小っちゃい作品は要注意ってことですよね。

出てくるだけどもう…面白い状態になっていますからねぇ(笑)

_さぁというわけで、期待の助演女優賞なんですが、どうでしょうか?

助演はねぇ…クリステン・ウィグクリステン・ウィグサタデーナイト・ライブ出身のコメディエンヌ。彼女のフィルモグラフィを一度、見れば、最重要人物であることがすぐにわかる。かエマ・ストーンか…あと「ラブ・アゲイン」のベビーシッターベビーシッターこの役を演じたのはアナリー・ティプトン。リアリティーショーの「アメリカズ・ネクスト・トップ・モデル」出身の新人女優。だった人ですね。名前わかんないですけど。この中からかなぁ〜って思うんですよね。
まあ「ラブ・アゲイン」のベビーシッターの子は新人賞ってことでね(笑) あの子は素晴らしかったってことでね。そうなると、クリステン・ウィグかエマ・ストーンになるんですけど〜。エマ・ストーンはもうたぶんヘルプでなんか本家のアカデミー賞に絡んでくるかもしれないんでね。クリステン・ウィグ押しで行きますかねやっぱ「宇宙人ポール」の時のがねぇ、よかったですからね。あの〜歌うたうときとか最高ですよね。あのアメイジングなんとか。

_幸薄い感じがいいですよね。女優さんとしてみたらね、あんまないパターンの幸薄さだったっていうか。

それと大体面白い映画にはクリステン・ウィグが出てるんですよ。

_なるほど。ほかにどんな映画に出てました?

他は「アドベンチャーランドへようこそ」で、ダンナがビル・ヘイダー、あの夫婦がボクほんと大好きで、最高なんですよ。
なんかもっと年配に見えるんですけど、うまいですよね。まぁビル・ヘイダーも凄いし、クリステン・ウィグもいいから、最高のカップル、夫婦だなぁって。映画の中で派手なギャグはないんだけど、なんか一言一言が味わい深いですね。
あと「ローラーガールズ・ダイアリーローラーガールズ・ダイアリー2010年公開。ドリュー・バリモアの初長編監督作品。正直、もっと彼女の監督作品が観たい!クリックすると下記の関連サイトが開きます。
http://roller-girls.gaga.ne.jp/
」では、子持ちの暴力マギーって、マギー・メイヘム!去年アメリカでは大ヒットした「ブライズメイズ」の主役ですからね。それを公開してほしいって意味で、まぁクリステン・ウィグを。

_実は「宇宙人ポール」の役って結構味わい深いキャスティングですね。

アメリカのコメディ映画界で、いまはセス・ローゲンセス・ローゲンアパトー組の組頭的存在。セス・ローゲンと聞くだけで触手が動く人も多いはず。がエースみたいな、クリステン・ウィグが女性のエースみたいな感じだから、この最強のエースがそろったって感じですよね「宇宙人ポール」でね。それでイギリスのあの2人も来て、最高のキャスティングですね「宇宙人ポール」は。

_オールスターなんですねー。

ゴジラ映画の途中で皆出てくるじゃないですか、怪獣総進撃みたいにアンギラスから、キングギドラから、モスラから、ラドンから、全部そろった時の感じが「宇宙人ポール」にはあります。

_最後にオレデミー賞の功労賞なんですけども。

功労賞は「スーパー!」のアニメスタッフ。あのアニメはほんとよかった。絵もいいし、構成もいいしね。結構、長いんです。でも、長いけど全然飽きない、本当にいいアニメでしたねぇ。ぼくもあんなアニメ作りたい。

_あのオープニングのおかげで「スーパー!」のテイストがしっかり伝わってますよね。

あっそうだ。助演で忘れてた。助演でもう一人エレン・ペイジエレン・ペイジ「ジュノ」での名演技が記憶から離れない。彼女のインディ系映画への愛はハリウッドでも有名。ですよ「スーパー!」。ほんとに素晴らしかった。
一番好きなのは、悪い人を車でひいた時に、すごい馬鹿笑いするじゃないですか、あそこがほんとに最高ですね。
あの人は出る映画出る映画ほんといいですよ。
「ローラーガールズ・ダイアリー」なんかほんともう愛しすぎるほど愛している映画なんですけど。
エレン・ペイジとクリステン・ウィグ2人が助演ということで。

さらに読む

_さてさて、今回、オレデミー賞ということで、花くまさんにいろいろと選んでいただいたんですけど、実行委員長としての総評をひとつ。

今回上げた映画は全部WOWOWで放送してほしい。日本の観客にもっと広めてほしいですよね、こういう映画をね。
今後、いい映画がDVDスルーにならないように。

_まだまだ日本の人に知られてないとってもいい映画いっぱいありますよね。

そうですよね。それでちゃんとね、アメリカでは大ヒットしてるんですよね。日本だけなんか取り残されちゃってて、日本だけ公開されないおかしな状況になっててそれが、なんかどうしたもんかなって思うんですけど。

_3Dだったり、大作映画もそれはそれで面白いし素敵なんですが、その反面こういう枠もね。

普通にシネコンでもね、あんだけスクリーンがあるんだから、絶えず一個はこういう映画をかけ続けるってなればいいと思うんですけどね。

_本日は、ありがとうございました。ハリウッドからお送りしました。

いつかは…。

_いやここハリウッドですから(笑)

ありがとうございました。

花くまゆうさくプロフィール

花くまゆうさく
漫画家&イラストレーター。
主な著書に「東京ゾンビ」(青林工藝舎)「メカ☆アフロくん」
(マガジンハウス)など。
facebookページ http://www.facebook.com/hanakuma3
映画ブログ http://blog.livedoor.jp/hanakuma3/
ページトップへ