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| 神山: 「攻殻機動隊」は原作がまず素晴らしいし、映画も海外で高く評価されている作品です。でもTVアニメの企画が立ち上がった当時は、まだ一般のお客さんに届いているタイトルではなかった。なので目標は「“攻殻機動隊”というタイトルをお茶の間に届けること」。原作や映画のよさを受け継ぎつつ、「刑事物」の側面を強調して、誰もが見やすいストーリー作りを心がけました。またTVシリーズということで話数にも余裕があるので、公安9課の各キャラクターに焦点をあてたエピソードを作り、キャラクターに親しみを感じてもらおうと考えました。 |
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神山: そうです。1話完結の中に、大きなストーリーの細部を散りばめて、シリーズ全体で一つのうねりになるように意識して作りました。そのあたり海外ドラマのように作っているので、一挙に見るときにはそういう細部の部分のリンクなども楽しんでいただければと思っています。
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神山: アニメってすべてが「絵」で描かれている作り事の世界です。そこにさらに絵空事のドラマを重ねても、視聴者は「自分に関係ない絵空事」と受け取ってしまう。それはいやだったので、視聴者に「自分たちに関係のある世界だ」と思ってほしくて、現実と接点のある題材を取り上げたのが最初の理由です。ニュースを見ると「なにか裏があるのかな」とか「どうしてこうなったのだろう」と考えますよね。ある事件にはかならず人間がかかわっているわけで、人は人間が起こすことに興味があるわけです。そういう興味を通じて作品に興味を持ってもらえればと思っています。 |