第5話:パッチとキルトの記憶の中
パッチの記憶も本の形をとって本棚にある。
しかし中に入ることも出来ないくらい狭い空間だ。狭い=容量がない。
手を入れて本を出そうとするが、狭くて本棚から取り出すことも出来ない。
取り出せないということは、自分でも記憶を引き出すことが出来ないということで、
思い出せることが少ないということ。
新しい記憶は整理されず、段ボールに無造作に入れてある。
キルトの記憶はCDに記録されている。
同様にまったく容量がなく、取り出すことも出来ない。
手前に無造作に積まれた物は、やはり整理されてない(思い出しにくい)記憶。
故に二人とも行き当たりばったりに行動し、
記憶出来ない為に同じ行動を繰り返してしまったりするのだ。